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2008年3月26日 (水)

グーグル、あれこれ。その1

 『Googleとの闘い―文化の多様性を守るために 』の中に出てきた「グーグル八分」に関心を持ち、『グーグル八分とは何か』を読んだ。グーグル八分とは、

 インターネットの検索エンジンであるGoogle(グーグル)で本来なら上位に表示されるはずのウェブサイトが、検閲などにより検索の対象から外れるよう操作され、検索の結果に表示されない状態をいう。村八分になぞらえて呼ぶ言葉である。(表紙から引用:出典ウィキペディア)

 著者は、自分のサイトがグーグル八分にあっていることを知り、その経緯を書いているのだけども、話題はそれだけにとどまらず、「表現の自由」「図書館の自由に関する宣言」にまで及ぶ。たしかに、「グーグル八分」の問題を深めていくと、これらの領域にまで到達するのだけども、読み始めるまでは図書館のことまで出てくるとは予想していなかったので、うれしい驚きだった。

 「図書館の自由に関する宣言」は、すばらしい理念なのだけど、現状で実際に守られているかというと、厳密にはそう言えないところが多いと思う。公立の図書館と私立のそれとでは、また、性格や社会に対する役割が違うこともあるのだろうが、公立図書館とて上位にある役所組織の論理のほうが優先する場合が多いというのが、私の現状認識だ。

 著者は、グーグルがないネットライフは考えられないほどグーグルのことが大好きで、グーグル八分がなければもっと大好きになるだろうと書いている。そのために、具体的なグーグル八分の例を調べ上げ、本を1冊書き上げてしまうくらいのエネルギーを生み出しているようだ。

 あえて人を傷つけたり攻撃したりするような意図でなされることは除外されるかもしれないが、自由な批判・批評を封じ込めないことが、ネット利用環境をよりよくしていくためには必要なことだと思う。

 どういう経緯があったのかはわからないが、本日現在、この著者のサイト「悪徳商法?マニアックス.net(悪マニ.net)」はGoogleで検索するとヒットする。一応、付け加えておく。

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