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2008年6月 8日 (日)

西原×勝間対談で感じたこと。その3

 楽しみな毎日新聞以上の対談。今日も更新されていた。たしか全13回だったから、明日で最終回なのでは?(確認したらそうみたい)明日で終わると思うと、楽しみながら、名残惜しい感じ。

 今日は、貧困は教育とお金があれば治せるという話だった。2006年にノーベル賞を受賞したグラミン銀行のこともでてきた。

 西原さんの、子どもとお金ではどっちも大切ときっぱり言い切るところを尊敬。たいがいの場合、2者択一を提示されると、多くの人はどちらかを選ばなくてはならないような気がして、どっちかを選んでしまうような気がする。たとえば、仕事と恋愛とか、仕事と家庭とか。

 2者択一に自動的に反応するようにしつけられているようなところが私たちにはあるのだけども、「どっちも大切。その選択肢は不当だ」と言ったっていいわけだもんね。昔、政策に反対を唱える人に、別の人が「じゃあ、どういうのがあるの?(対案は)」と聞いたことがあった。その人は、「私の仕事は反対することであって、対案を示すことではない」ときっぱりと答えていた時も、「ほお」と感心したものだったが。これは、2者択一を選ばないという意味では、少しずれているかもしれないが、出された問いにストレートに答えなくてはならないわけではないという意味では似た関係にあると思う。

 どちらかを選ばなくてはならない状況自体が不当だ、といったのは、セクシュアル・ハラスメントを社会問題化したマッキノンだったように記憶するが、仕事か家庭か、仕事か子どもかなどなど、不当な問いを投げかけられる場面はまだまだ多い。

 どっちも大切でどっちも選ばない、ときっぱりと言えるようになれば、もっとこの世界も生きやすくなるのではないだろうか。

 ずいぶん脱線したが、お金と子どもという次元の違うことに選択をせまるような問いを出す人間をまず問題にしたらどうだろうかと、対談を読んで思った。

最強ワーキングマザー対談(11)「世界の貧困、何とかなるかも」

最強ワーキングマザー対談(12)「勉強法、ドーパミンが出るように」

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