貴重な資料、廃棄の危機。
大阪府に橋下知事が誕生してから、「改革」の名でさまざまなことが行われようとしている。
他のことはあまり知らないが、このことだけは見逃せないと思い、ここに書くことにした。社会・労働関係の専門図書館である大阪府労働情報総合センター・大阪社会運動資料センターが廃止の危機にある。施設が廃止されると、貴重な所蔵資料も廃棄される可能性が高いという。
図書館は、長年収集してきた貴重な資料・コレクションの宝庫であり、廃棄するのは簡単だが、失われた場合、二度と元に戻すことはできない。この重みを理解できないのだろうか。
現在、要望書を提出したり、署名活動をしているようだが、貴重な資料の廃棄につながることだけは、なんとか避けたいものだ。
図書館は、そもそも儲かるものではない。だからこそ、公共のものとして管理・運営しているのではないのだろうか。財政難といっても、すでにあるものを捨てることはない。もう少しよい方法はないのかを考えてもよいのではないか。
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