フランスの図書館事情。
『LABEL France』という定期刊行物がある。フランスの事情を伝えるものだ。69号(2008年1~3月)は、「本とフランス人たち」という特集で、フランス人たちの読書事情やフランスにおける出版の状況、図書館の利用などについて触れられていて興味深い。
おもしろいと思ったのは、「読書は、今なおフランス人の最大の文化活動である」ということ。それを裏付けるために紹介されているのは、家計費における文化関係の支出の内訳で、51%は書籍購入費に充てられているということだ。DVD、ビデオは20%、音楽CDは15%、ビデオゲームは14%だという。
2006年にフランスで購入された書籍は4億9400万冊で、これはフランス人1人当たり8冊になるという。前年比で、出版売上額が1.7%、販売額が2.1%それぞれ増加した。出版されたのは68000種で、そのうち半分は新刊が占めていた。
以上のデータだけで、かなり驚いた。
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