冷静と情熱のあいだ、には、なにがある?
(DVD発売日: 2002/06/19)
女性側の視点からRossoを江國香織さんが、男性側の視点からBluを辻仁成さんが書いた小説の映像化作品。原作となった小説も、それぞれベストセラーとして話題になった。が、当時はあまりに評判だったので、私はまったくスルー。今頃観ました。小説は未読。
学芸大学、構内がよくロケに使われますね。ドラマでも何度か見たことがあります。
女性は父が日本人で母が香港人という設定。何ゆえか気になりました。日本語だけでなく、イタリア語、英語を使っている。特に、二人の間で交わされる会話は日本語よりも英語が多い。
人間は言葉を使うから、混乱し、本質を見損なってしまう。そういう感じがするストーリーでした。言葉のない動物だったら、よかったのにね。もっとシンプルに、いられたのかもしれません。
冷静の色は青、情熱の色は赤、そのあいだは、紫ですね。この映画で紫が何を示すのか、それはよくわかりませんでしたが。
青は民主党、赤は共和党。言葉は力。こちらの紫は、なんだろう。
« 今日の出来事。 | トップページ | 今月は仙台、来月は松本。 »
「映画」カテゴリの記事
- SHE SAID 映画日記(2023.01.21)
- すずめの戸締り 映画日記(2023.01.15)
- かがみの孤城 映画日記(2023.01.09)
- 江東区に出かけました。(2022.02.23)
- 映画二本立て。(2020.12.07)
コメント