今日の出来事。
お昼に、ちょっと歩くパン屋さんにパンの名前を確かめついでに、お昼に食べるものも買いに出かけました。
入口で杖をついた高齢の男性と一緒になったので、先に入られるのを待って、自分も入り、トレイとトング(パンを挟んで掴む道具)を手にしたと思ったら、そのおじいさんが私の方を向いて「こしあんパン5個!」とおっしゃいました。「?」と思いつつ「こしあんパンですか?」と聞くと、「うん!」とあまりに確信を持っておっしゃるので、こしあんパンを5つトレイに乗せました。その後、レジに並ぼうとすると、サンドイッチの前でじっと選んでおられるようです。近寄ると、「このサンドイッチを2つ!」とおっしゃいます。「はい」と言いつつ、トレイにサンドイッチも載せました。それで、レジに並んでいると順番が回ってきました。
レジの人にトレイを渡し、「この方のですから」と言ったとたんに、おじいさんがハッとされた感じがしました。「あなたは店員ではないのですか!」と聞かれ、かなり驚きました。最初っから、店員ではなかったので。
おじいさんは、突然、礼儀正しくなられ、「とんだ失礼を」みたいなことを言い始められましたが、お昼時でたくさんお客さんもおられるし、私も店員に間違えられているとは思わずに、「まぁいいか」と思ってあんパンを取ったりしただけだったので、いえいえ、そんな気にしないでくださいと言って、自分のパンを選びに戻って買おうとしていたのをトレイに乗せ、急いでレジに並ぼうとすると、会計が終わって帰るおじいさんが再度失礼を詫びてこられ、お詫びにサンドイッチでも買わせてくれとおっしゃるので、別に気にしないでもまったくよかったのですけども、あまりに悪そうにされるので、買っていただくことにしました。
余分に払ってくださったので、そんなにいいんですよと言っても、いやいや(それでは私の気持ちが済まないよ)という感じだったので、私も「じゃあ、また今度会ったら、パン取りますからね」と間抜けなことを言い、別れたのでした。
別に御礼などしてもらわなくても、パンくらいトレイに乗っけて差し上げますのに。そんなの、特別なことでもないのになぁと思いました。
1人の客としての私に、パンを取るように言いつけられたのだと思っていたのに、それが間違っていて店員だと思っておられ、違うとわかった途端に態度まで急変なさって、ちょっとびっくりな出来事でした。
せっかくなので、職場の2人にパンのお裾分けをしました。
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