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2008年12月 7日 (日)

嗚呼、自民党島根県連。

 先日(12月5日ここ)も、残念なお知らせをしたばかりでしたが、本日も残念なお知らせをしなくてはなりません。自民党の方々、全国的に極めてがんばっておられるようです。ちょっと方向性に疑問を感じますが、気迫ややる気だけが問題にされやすいところでは、この方々だけの問題にするのは、フェアではないかもしれません。

 自民党でそれなりの地位におつきになっている笹川尭さん(総務会長)が、現政権で少子化相に最年少で抜擢された小渕優子さんについて、「(少子化相になれたのは)子どもを産んだから」と発言されたそうです。本当なんでしょうか。あまりにアッパレなご発言でちょっと気が遠くなりそうです。

 さすがに、12月6日付各紙が報じておられます。朝日新聞(ここ)、毎日新聞(ここ)、共同通信(ここ)ですね。実際の記事では、より一層アッパレな内容が含まれていますので、心を落ち着けて気を確かにもってご覧になりますように。油断して読むと、危険です。

 普段は安心して「ご発言」をなさっている麻生首相も、今回は火消しの役目になられました(時事ドットコム12月7日付ここ)。立場を変えてみると、結構大変なことだと実感なさる機会になったのでしょうか。これで、「ご発言」者同士、連帯を深められないとよいのですが。

 それにしても…。今はいずこの柳沢伯夫さんが、「産む機械」というアッパレすぎる歴史的「ご発言」をなさいましたときにも、自民党島根県連の招きで松江市内でご講演なさったときでしたね。私は忘れていませんよ。あのときも、えもいわれぬ気持ちになりました。

 理由がうまく説明できないのですけども、私の出身地である島根県でこういう「ご発言」が生み出されるというのは、いったいどういったことなのかと考えずにはいられないのでした。普段、羞恥心とはやや遠距離に暮らしている私なのですが、こういうとき、さすがに「恥ずかしいって、そうそう、こういう感じだったわ~」と思いださせてもらえます。そのためでしょうか?

 平成生まれの皆様には、孫のDAIGOさんが広く知られており、その界隈では「DAIGOのおじいさん」である故・竹下登さんの王国で盤石であった島根県ですが、それも今は昔。国民新党の台頭で、後継者の青木幹雄さんも自民党の行く末に不安を抱いておられるというのに、こんなことを言うための集まりを開催されるとは、実は余裕があるのですか?

 松江市内における自民党県連の集まりにおいては、次回以降、きちんと神主さんをお呼びしてお祓いなどをなさってからにしてはいかがでしょうか?何か、邪なものがこの地を訪れる良識ある方々に乗り移ってしまっている可能性も考えられます。せっかく、「神の国」なんですから。地域「特性」を活かしていってはどうかと思います。余計なお世話かもしれませんけど。

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コメント

えふさん
  ひどいですねえ。柳澤発言の時はさすがに、僕は「えもいわれぬ気持ち」といいよりは、「ものいわずは腹ふくれる」気持ちとなったので市民新聞JANJANに投稿してしまい(ここ、http://www.news.janjan.jp/government/0702/0702039350/1.php

友人から自己満足的な言論発言より、影響を行使できるところで改革の発言をせよと注意されたのですが、また投稿したくなります。
  アメリカでは就職希望者(僕の場合他大学からの教官応募者)への面接で、相手が自ら託児所施設や子供の学校環境の事を聞いてこないかぎり、相手に子供がいるか否か、結婚しているか否か、を訊くこと自体違法な差別行為になる可能性があり、禁じられています。もちろん結婚しているか否か、子供がいるか否か、幼児の子育て期か否かを、採用の考慮に入れることは違法だからです。
  笹川氏の発言は、聞き流すには余りにも問題です。小渕さんの笹川氏への公の批判の有無が少子化・男女共同参画担当大臣としてはやや気になるところですが、それはされたのでしょうか。
  また笹川氏の発言は少子化が女性の問題であるといった偏見を露呈しました。これはわが国の国会議員では例外ではなさそうなので、やはり女性代議士を大幅に増やす必要がありそうです。

山口一男さん

 JANJANの記事のご紹介ありがとうございます。「産む機械」発言の問題性についてよくわかりました。
 今回の「ご発言」は6日(土)の午後になされたもので、土曜の夕刊には間に合わずネットニュースと紙面には7日(日)に出ているようです。
 小渕少子化相については、「小渕のアクティブブログ(オブログ)」(男女共同参画局のサイトにある)や小渕議員の個人サイトを見ましたが、いずれも、このことについて何も書かれてありませんでした。ご本人が何か言うのは難しい立場だと思うので、せめてテレビや新聞などの記者さんがインタビューあるいはコメントくらい取ってもよいのではないかと思うのですが、今のところ見当たりません。
 このことに対して、誰かが批判の投稿でもなさるのかどうか、今週と来週くらいは気にしておきたいと思います。

 ひどい発言を繰り返していても(笹川氏はアメリカの下院議長でしたっけ、女性だから○○)発言をしたばかりで、まさに舌の根も乾かないうちに、でした)、特に立場が悪くなったふうでもない、周囲の人間も問題があると思います。

 今日数人に話題にしてみた感触では、怒りという感じはしませんでした。おそらく、そもそも期待していないので、「あーあ、またか」くらいな感じではないでしょうか。こっちがより深刻なのですが。

 女性議員が少なすぎるので、数だけでも増やすことに一定の意味があると考えています。ただ、女性議員でも女性蔑視的な発言をすることで支持母体の支援を受けている場合もあり、他にも「ご発言」をかばう現象も過去に見られているため、むずかしい面もあります。「女の涙」に関する小泉発言に対し、大臣だった川口順子さんは「素晴らしい男性の前で涙を流し『武器だ』と言われてみたい」と答弁しました。
 でも、量的な増加はもっとベーシックな部分にはとても有効だと思います。たとえば、子どもや若者に対して、「女性の職業の選択肢として政治家がある」と認識させることや、産休をとる政治家がいるという点、もっと卑近ですが必須の女性トイレがもっと必要などという点において。

えふさん
   女性代議士についてはおっしゃるとおりです。ただし川口順子氏については、あの発言は男性に媚を売るものとして女性に評判の悪いものでしたが、仕事の内容に関係しない「言葉の演技」については、目くじらを立てる必要もないかと。まあ、男性社会で官僚のトップに上り詰めた女性には、それなりの社交術があるのでしょう。一方名前は申しませんが、大変問題のある発想を(DVは家族崩壊をたくらむ人のでっち上げだとか)根拠もなく主張される女性代議士の方もおられますので、そちらのほうはまさに問題だと思います。このようなかたがたが女性代表のように代議士になるとすれば、選挙でそういう人を選ぶ国民の問題もあるのですが、気が重いです。
  差別発言に「鈍感力」と発揮するな諦め社会は可視化に問題です。
  またよりベーシックな量的増加の話は同意です。

えふさん
  訂正。「可視化」はワープロミスです。「確か」と書いたつもりでした。ちょっとひどいミスですが。

山口一男さん

 ありがとうございます。

 川口さんについては、おっしゃるとおり。その発言の前に、「政治のありよう(政治家)のレベルは、市民のレベルを超えることはない」(趣旨)、つまり、政治家や政治のレベルが現状なのは、市民がその程度のレベルだからだといったようなことを発言なさっていて、なるほどと思っていたのでした。がっかりしたのは、前提に期待があるからなのです。だから、こういう方の発言にはがっかりしたのでしょう。

 いっぽう、私も名前は出しませんが、その領域の方々のことには、結構詳しいんですよ(笑)。怒りを感じる対象ではありません。理由は、重ねて説明しませんが。こっちの場合は、一般選挙民の選択とは言いにくいところがより一層問題です。

 その領域の方々の場合、女性であることを発言内容の正当性の根拠とするように利用されている(自分でもしている)ことがより一層問題だと思います。

 「子どもを産んだから」を理由にポストにいる正当性を主張できると思っているのと、同じ構造です。こちらの場合は、ご本人ではなく、そういった他者からの見なしが、それなりに説得力を持つように受け取られるところの問題ですけども。

 別の方々で、「主婦感覚」を売りにする場合もありますが、これはどうなのでしょうか。カップラーメンを400円くらいだと認識するような生活感覚は論外としても、女性が政治家を目指そうという場合、政策ができることなどではなく、主婦であることが、より大きくアピールするらしいとすれば、それも残念なことです。政策通であるよりも、素人くささがより高く評価されるというのは、おそらく、男性候補者にはありえないと思います。これも、候補者本人よりも、選挙民の民度の問題なのでしょうけども。

えふさん
   おっしゃることまったく同意です。この問題オンラインでは話しにくい点もあり、いつかオフラインでお話を伺えたらと思います。

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