ファザーリング・ジャパンが「フレンチトースト基金」を立ち上げられたそうです。
先日、男性の育児について考えるシンポに参加したことは書きましたが(ここ)、そこでコーディネーターとして参加なさっていたファザーリング・ジャパンさん(ここ)が「フレンチトースト基金」というのを立ち上げられたそうです。これは、シングルファーザーを支援する基金(父子家庭支援基金)だそうです。プレスリリースがありますので、詳細はここを読んでください。
平均で言えば、シングルマザーのほうが年収がずっと少ないのですけども、だからと言って、シングルファーザーが何の支援もなくともやっていけるはずもなく、シングルマザーの方々への支援を拡充するとともに、シングルファーザーの方々への支援をするのは必要なことだと思います。シングルファーザーの場合、所得制限はあるものの母子家庭に児童扶養手当が父子家庭には全くないのだそうです。自治体によっては、独自の支援をしているところもあるようですが、それだと地域格差が出てしまいます。
「フレンチトースト基金」では、定額給付金を寄付しませんかと呼びかけておられます。こういう発想、よくわかります。
それにしても、本来なら公がやるべきことを民間団体がなさるということについて、いろいろと考えさせられますね。
山梨では最近まで全くそういった支援がなかったそうです。
◇甲府の佐野さんらの請願受け4市が独自策実施、導入へ
同じ一人親家庭なのになぜ--素朴な疑問を持った甲府市のシングルファーザー、佐野臣功(たみのり)さん(34)が、母子家庭に比べて手薄な父子家庭への支援制度創設を求めて奮闘している。母子家庭には国から児童扶養手当が支給されるが、父子家庭にはない。独自に同等の支援をする自治体も他の都県にはあるが、山梨県にはない。父子家庭支援の現状を取材した。【沢田勇】
「追跡・発掘:父子家庭への支援制度 対象・額は不十分だが「大
きな一歩」 /山梨」@毎日jp山梨(全体はここ)
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