『働く女性のWORK&LIFE調査』報告が出たそうです。
「J-win」は「特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク」(NPO法人 J-Win)は、企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進 と定着を支援することを目的に、2007年4月に設立された企業メンバー制の団体」だそうですが(ここ)、このたび、標記の調査結果を発表なさいました(ここ)。日経新聞でも記事になっていましたが、調査の概要が直接見られますので、ご関心のある方はどうぞ(ここ)。
要旨では、5点挙げられていましたが、私が新聞記事で読んで記憶に残っていたのは以下のところでした。記事も強調していたからだと思います。
1. 理想の子供の数は2人、現実には子供がいない女性が7割
・理想の子供の数は2人との回答が最多(61%)
・一方、現実には、子供がいない人が大多数(70%)
要旨の6頁目に、
5.国の政策に期待すること 保育サービスの多様化がトップ
として書かれていることや、
最後の7頁目に、
フリーコメントから読み取れる働く女性の声
で紹介されているところが、私は興味深かったです。回答者女性のみなさんは、キャリア志向でかなり仕事に比重をおいて働いてきたし現在も働いておられるのだと思うのですが、そういう立場から見ても、働き方を変えるべきと異口同音に述べておられます。まぁ、当たり前ですが。
以下は、J-winとは違うのですが、関係の深い資料を紹介しておきます。
『男性も育児参加できる企業ワーク・ライフ・バランス企業へ』は、厚生労働省が出している報告書です(ここ)。
21世紀職業財団のサイトにある男性の育児参加応援サイト(ここ)に「関連データ・調査」とあり、「DATA1:経営者・現場管理者への説明に活用できるデータ」などは結構充実していると思います(ここ)。
ついでに、2009年2月1日付朝日新聞記事に「両立支援 明日への投資」という記事がありましたので、ここに置いておきます(ここ)。ただし、どういうわけだか、2頁目もあって、それは子どもの貧困にかんする新書が出たという書評でした。『子どもの貧困 日本の不公平を考える』(阿部 彩)です。よさそうです。話題が少し違いますが、ひとつのファイルになってしまっているので仕方ありません。ご関心があれば、こちらも読んでください。しかし、なにゆえ、PDFがくっついているのか、不明です。やろうとしてしたわけではないので…。
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えふさん
いろいろ情報をありがとう、これらも早速ファイルさせていただきました。
投稿: 山口一男 | 2009年2月 9日 (月) 02時12分
山口一男さん
ありがとうございます。お役に立てたのなら幸いです。
投稿: えふ | 2009年2月 9日 (月) 23時14分