日本とフィンランドを共に急速に高齢化の進む国として比較しておられます。
フィンランドも高齢化がかなりの速度で進展しているそうです。したがって、日本と同様の労働力の問題や高齢者を支える現役世代の人口の問題などを抱えているそうです。
で、『高齢化社会における雇用政策:日本とフィンランドの比較研究』を見つけました(ここ)。最近は、何でもPDFで公開してくださっているので、本当に便利ですよね。ありがとうございます、どなたか。
日本では女性の地位などに関心をもつ方々の間では、北欧の国はある種の憧れの的なのですけども、北欧のどこかの国の政策などを日本に導入してはどうかとの提言などに対しては、人口規模が違い過ぎるので全く参考にならない、とおっしゃる方もいらっしゃるようです。しかし、今回のこの報告書では、そういう意味では大変大胆に比較を試みておられます。
日本では女性の労働力率がM字型と昔から言われているのですが、最近もMはMです。フィンランドと重ねると、なんだか感慨深いものがあります。45-49歳の区分だと90.7%なんですってね。日本もここが2番目に高いのですが(73.9%)、最も高い25-29歳でも74.9%ですよ。
ポイントは、いくつかあります。が、最後まで読むと、表にまとめてくださってあります。これ、なかなかよいですね。
いろいろ、「ふ~ん」と「ふむふむ」でした。って、やや意味不明ですね。
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