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2009年3月11日 (水)

スタジオパークからこんにちは、にご出演。

 今日はたまたま13時過ぎにNHK総合をつけたところ、5分からの「スタジオパークからこんにちは」という番組のゲストが勝間和代さんでした。とうとうこんな番組にまで呼ばれるようになられたのだと、勝手に感慨深く感じながら、視聴しました。

 メモなどを取りつつ見ていたわけではないので(ご飯食べていた)、記憶に残った部分だけ、かつ、私の場合記憶もさほどあてになりませんけど、ちょっと書いておきます。

 この番組は、ゲストの経歴を表にして、主なライフイベントを紹介し、それについて、ゲストが説明をするようなところから入るのですが、今日も、勝間さんが公認会計士試験に受かるところから、今日に至るまでの主な出来事を紹介していました。3度のご出産とか結婚・離婚などもありましたが、これらは、カツマーなら常識なので、ここでは、繰り返しません。

 今日のお話でよかったことは、他でも繰り返し強調されていることではありますが、勝間さんが、日本が子どもや若者に冷たい国であることを強調なさっていたことでした。特に、20代の学生、女性がどうすれば子どもを産んだり育てたりしつつ仕事もしていけるかどうかについて、深く悩んでいるという話を紹介されていた話や、大人が若者が就職できないことに対して、若者の責任にしようとする論調が強いけれども、決してそうではないとおっしゃっていたところがよかったと思います。

 子育ての指針については、勝間さんは自分がいなくとも、子どもが自分で生きていけるようになること、という趣旨のことをおっしゃっていました。このことは、子どもに限らず、いろんな人間関係において言えることなのかもしれません。誰かが居なければ、生きていけなくなるような、そういう関係性を作ってしまうことは、決してその人のためにはならないのではないか、と思います。

 まぁ、「自立」(independence)も大切ですが、完全なる自立など幻想だし、「依存」(dependence)も「共依存」(codependence)は避けたほうがいいかもしれませんが、「相互依存」(interdependence)は必要な気がします。

 どういう関係にしろ、うまく頼れることと、そのしくみ作りが今後もっと大切になってくるような気がします。

 勝間さんの、仕事の予定ではなく、遊び(スポーツクラブなどもここに入る)の予定を先に入れて、そこには他のスケジュールを入れないようにする、というやり方は、すばらしいと思いますが、勤め人の人などにもこういうやり方が採用できるような形に、全体が変わっていくことが重要なのだと思いました。

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