建築家をプロファイリング。
ここにも書いたように、28日はシンポジウムを聞いてきました。
東京大学の本郷キャンパスに福武ラーニングシアターという建物ができていました。って、あんまりこのあたりを知らないのですけども、前はこの場所には何もなかったようです。
新しい建物で、ガラス張りできれいで、シンポの会場は定員180名の美しいものです(ここ)。
階段状の席が固定され、こじんまりしたホールという感じでしょうか。この席には、それぞれに1つずつ机の下面にコンセントとLANケーブルが接続できるところがありました。最新式ですね。お陰で、ノートPCを持ち込んだのですが、充電切れを心配しなくて済みました。
昨日は朝の気温が3度ちょっとで、今シーズン最低だったそうです、東京では。それで、日中も気温があがらない予報だったのですけど、10時過ぎから都心で雪が降りはじめ、3時間くらいは降っていました。ひらひらしたボタンみたいな雪です。で、10時過ぎから気温は2度くらいだったそうです。東京にしては、冬らしいのでした。
そんな翌日、今日は傘の要らない日でしたけど、昨日ほどではないにしても、結構冷え冷えとした日だったと思います。
この福武ラーニングシアターに入るためには、外階段を地下2階に降りなければならず、階段の路面は濡れており、階段もなんだか急でした。シンポが始まって午前中は、エアコンが効いているのかと疑いたくなるような底冷えのする状態でした。
お昼になって、会場に知人を見つけて、4名で一緒に食事に行ったのですけど、そこではいろいろとお話ができてよかったのでした。で、会場が寒いだけでなく、建物に入るためのところから内装まで感じたことから、「きっと、障害者や階段が苦手な人間がいることや、視力の弱い人間のことなんか、考えないで設計するような人間に違いない」「でも、ユニバーサルデザインの思想はもうずいぶん前からあるはずだから、若手だったら知識はあるのではないか」「だったら、高齢者というほどでもなく、でもかなり大物の男性の建築家だろう」「きっと、他人をケアするようなことをしないで生きてきた人に違いない」「設計の美しさにこだわるが、暖房効率などの維持管理については無頓着なんじゃないか。箱もの行政が批判された頃の感覚と似ているんじゃないか」などなど、言いたい放題で午前中の冷えを温かいそばで撃退しました。
午後の部の始まる前に、室内が暖かくなくて暖房がもっとなんとかならないのかについて、主催者の方に聞いたついでに、誰が設計したのかも伺いました。
安藤忠雄さんだそうです。プロファイリングの結果については、ノーコメントとさせていただきます。
フロアがフローリングで統一されているのは、非常に視覚的に美しいです。が、階段状教室で、階段の部分が床の部分と同じフローリングだと、段差が見分けにくい方もおられます。大学の建築物は、18-20代の若者だけが使用するという前提なのでしょうか。でも、若年者にも視力その他に障りがある方もおられます。そうか、年齢とか関係なく、単に自分の美意識の追求なのかもしれませんね。そのほうが理解が容易だ~。
シンポの内容については、後日別記事で。
シンポの後は、韓国の伝統舞踊に音楽と歌を聞いて、遅い食事をし、でも、日付が変わる前には帰宅したんですけどね。これも、なかなかおもしろかったです。睡眠不足で途中うとうとしてはいたんですが。
なんだか、目一杯な一日でした。
血液型占いなんかより、ずっと、建築物占いのほうが、その人のひととなりを理解できるような気がするのですが、いかがでしょうか。でも、建築物占いの対象になる人が少ないので、あんまり共有できる話題にはなりませんね。
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