予算が重要。でも、よくわからない。
来年度の男女共同参画推進関係の予算なのですけども、よくわかりませんが、すごい差があることは一目でわかりますね(ここ)。特に、もしこれがケーキなら、乗せた皿が透けて見えてしまうだろうような薄~いカットの部分の並びには、ちょっと不思議な感じを覚えます。どういうつもりなのかがよくわかりませんね。
でも、大きいカットの部分についても、内容が大きな項目だけではよくわからないので、もしかしたら、「男女共同参画」とは言えないかもしれない微妙なことについても、予算が多く配分されているように見せかけるために、合算されているかもしれません。
「多様なライフスタイルに対応した子育て支援策の充実」は増えています。1兆1735億円から1兆1912億円です。何がどう増えたのか、ここのサイトに多少の項目は紹介されているものの、もう少し具体的なことが知りたいものです。
こちらは、昨年度のものです(ここ)。形はほとんど変化はありませんが、ちょっとした違いはあります。もともと配分が小さいので、余計に目立つのかもしれませんが、「男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革」は3.1億円から1億円に減。「新たな取組を必要とする分野における男女共同参画の推進」は24億円から10.9億円に減。いずれも半減以上ですけど、もう要らないという判断なのですかね。
『ジェンダー主流化の手引』(ここ)は、途上国へのODA支援の際に、留意すべき点を解説しているのですけども、これは、日本のような国にも適用できるのではないかと思いました。
女性と男性では、その社会において、置かれている状況がかなり異なるので、援助あるいは支援を行う場合にも、それぞれのジェンダーに十分な配慮が必要だと思われます。
が、「ジェンダー予算」については不勉強なので、いまだよくわからず、です。また、いずれ。
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