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2009年5月30日 (土)

2009年版男女共同参画白書、公表されました。

 各紙が報じていますが(読売新聞ここ)(毎日新聞ここ)(日経新聞ここ)(時事通信ここ)、少しずつ論調が違います。

 いわゆる固定的な性別役割分担意識、つまり、「夫は仕事」「妻は家庭」という考え方に賛成するのが、20代女性では30代40代の女性よりも割合が高い(それぞれ、36.3%、34.2%、30.7%)ということをメインに報道しているようです。男女共同参画局では、非正規労働者の増加や、仕事と子育ての両立が依然難しいと感じられていることなど、「現在の就業構造が若い世代の女性の意識に影響を与えていることも要因」と分析していますが、まぁ、そうなんでしょうねぇ。おそらく、もっと上の世代(たとえば、親世代など)とは違う判断の仕方ではないかと思いますね。確認のしようがないですけども。

 本体情報(ここ)は、もっとずっと情報量が多いですから、こちらを見たほうがいいでしょうけど。「妻は家庭」の該当箇所は、(ここ)。サムネイルの35-38頁(36-39頁)

 「現状編」(ここ)の第3章は、ワーク・ライフ・バランスについてですね(サムネイル19頁)。

第1節仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)をめぐる状況
●仕事と生活の調和の認知度は約1割にとどまっている。
●女性のライフステージに応じた働き方の希望と現実をみると,子どもが小さな時期は働きたくない
という人もいるが,子どもが中学生以上では9割以上の人が働くことを希望している。
●育児休業制度を利用したいと思う男性の割合は約3割だが,育児休業取得率は1.5%程度にとど
まっている。
●30~40歳代の男性を中心に,長時間労働が常態化している。
第2節働く場としての企業における仕事と生活の調和
●仕事と生活の調和推進は,企業に多様なメリットをもたらす。
●しかし,仕事と生活の調和の推進に当たっては,様々な懸念事項を払拭する必要がある。本節で
は,企業の具体的な取組事例とその効果を紹介した。
第3節女性にとっての仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の重要性
●育児休業を取得している女性は増えているが,出産前後に継続就業している割合は増えておらず,
女性の就業継続をめぐる状況は依然として厳しい。
●夫婦の生活時間の状況をみると,男性の家事・育児・介護等に関わる時間は,妻の就業状況に関わ
らず30分程度と非常に短い。
●働き方の見直しや意識改革を図るなど仕事と生活の調和の推進に向けた取組が重要である。

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コメント

えふさん 
  男女共同参画白書の紹介をありがとう。要約から判断して、状況はいっこうによくなっていないようですね。まあ、一・ニ年で大きく変わるわけも無いのですが。WLBの認知度が全国では相変わらず1割程度というのも、ややがっかりです。この言葉の普及は進んでいると思っていたので。やはり東京近辺だけで認知度が進んでいるということでしょう。


山口一男さん

 おっしゃるように、あまり現状は「明らかによくなった」と言えるところはなさそうです。ただ、21年版の白書は、昨年までに得られた結果をまとめているものなので、現時点では、やや改善や変化の兆しの見られるものも増えているのではないかとも思います。

 WLBの言葉の認知度ですが、これは、このブログでも何度か取り上げたのですけど、白書で用いられているデータは、『仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する特別世論調査』(平成20年6月調査)が出典で、これは、

http://kaerukaeru999qqq.cocolog-nifty.com/blog/files/20080725yomiuri.pdf

でも取り上げていました。他にも、

http://kaerukaeru999qqq.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-9126.html

でも、話題にしました。

 いずれも、調査結果は、同じ昨年6月時点のものですから、そろそろ1年経過しようという現在、認知度は大都市圏に限定したとしても、かなり広まっているのではないかと思いますし、小さな地域でも、自治体レベルでの計画にWLBに配慮することは、盛り込まれているので、見聞きする機会もこの1年で随分増えたのではないかと思うのですけど。

 今年も、同様の調査がなされることが望ましいですね。

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