2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

Chabo!応援してます。


散歩の収穫。

  • こういう色もよいですね。
    散歩をしていて見つけた風景や動植物を記録しておくアルバム。不定期だけど、できるだけ更新を目指す。コメント歓迎。

田舎の風景

  • 東京に戻ります。
    2008年9月8日~11日までの、田舎での時間。

« 振り向けば、シュナウザー。 | トップページ | 猫島、行ってみたいですぅ。 »

2009年7月13日 (月)

羽が生えた猫の話。

空飛び猫 (講談社文庫)

『空飛び猫』 (講談社文庫)
アーシュラ・K. ル・グウィン (著), Ursula K. Le Guin (原著), S.D. Schindler (原著), 村上 春樹 (翻訳), S.D. シンドラー (イラスト)
文庫: 78ページ
出版社: 講談社 (1996/04)

 猫に羽が生えているんです。その猫達の物語なんです。ル=グウィンという女性の作家さんで、SFファンタジー作家とのことですが、日本語に訳したのは、最近、またすごく話題になった村上春樹さんです。

 羽が生えていない猫さんが、子どもを産んでみたところ、その子どもたちには羽が生えていました。4兄弟の子猫たちは、羽で飛んでみたりしていましたが、お母さん猫がある日、再婚することになり、子猫たちに巣立って行くように促すのでした。子猫たちがいると、再婚できないそうです。なぜですかね。一緒に仲良くすればいいのに。

 ねこさんのことは、これまでにもいろいろと考えてきたこの人ですけども、羽が生えたねこさんのことなどは、思いつきもしませんでした。

 フクロウに攻撃されたりするんですが、人間の兄妹と出会って…。まぁ、自分で読んでみてください。

 村上春樹さんの訳で、おもしろいのは、

"A human bean?" said James.

"A human being?" Roger said.

という部分を、

「いんげんを見たのかい?」とジェームズが言いました。

「それを言うならにんげんだろう」とロジャー。

と訳しているところ。ジェームズとロジャーは、羽の生えた猫の兄弟です。

 この話には、『帰ってきた空飛び猫』という続編があるのだそうです。そのうち、観てみたいと思いますが。

 ちなみに…。

 シラクどんに、今、羽があったら、飛べるだろうか?いや、この質問は、適切ではないですね。

 もう一度。

 シラクどんに、今、どれくらい大きな羽があったら、飛べるだろうか?だな。これ、です。答えは……、すごく大きな羽!

« 振り向けば、シュナウザー。 | トップページ | 猫島、行ってみたいですぅ。 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

ル・グインといえば「ゲド戦記」とか「闇の左手」を
思い浮かべますが、こんな作品もあったのですね。
「おかき」ちゃんなら小さな羽で飛べそうです。

えふさん、おばんです。
シラクの場合は、かなりの大きさの羽が必要で、尚且つ、その羽を羽ばたかせるためには、強い胸筋が必要ですよね。
そもそも、猫は高いところから、まずは前足で着地するので、その衝撃を吸収する肩や胸の筋肉は発達しているそうです。
しかし、シラクが空を飛ぶなど・・・それこそ天変地異かと・・・。

山口一男さん

 ありがとうございます。
 「ゲド戦記」は聞いたことあります。宮崎駿のアニメの原作になっているんですよね、確か。「闇の左手」は知らなかったです。怪しいタイトル…。気になってきました。

 おかきさんですが、実は、数日前から大変心配な状況になっていて、今、病院に入院されています。私もmiauleuseさんも、気を揉んでいますが、おかきさん宅のブログには、1500件に迫る勢いで心配している方々のコメントが書きこまれています。

http://kachimo.exblog.jp/8610389/

 おかきさん、回復して、羽をはやしているように、飛びまわってもらいたいです。

miauleuseさん

 シラクどんが飛べる羽をもっていたら、近くで飛んでもらうといいかもしれません。きっと、すごい風が巻き起こりそうです(笑)。今の季節、涼しそうです。

 胸の筋肉が発達しているんですか。後ろ脚よりも前脚のほうが器用な感じがしますもんね。

 シラクどんが飛べるようになったら、アクリル板を購入して馳せ参じますので、ご一報ください(笑)。

えふさん
  「あかき」事故で重体なのですね。40何日目かの、すっとまっすぐ立った写真本当に愛らしいです。それにしても、1500人を超える声援メール、ブログの力と現代社会の人の繋がりについて改めて考えさせられました。「おかき」に限らず幼い哺乳動物の成長には感動があるのですが、世の中なぜか少子化時代。うーん。

山口一男さん

 おかきさんですが、今日のブログでは、ICUから出て一般病棟(?)に移られた模様です。よろよろながらも歩いてケージの外のご家族にも鳴いてみたりできる程度になられたようです。

 ねこさんをはじめ、毛モノが好きでも、実際に一緒に住めるとは限らないので、そういう場合は、こういったブログを通じて、よそのねこさんを愛好したりしているのではないかと推察します。

 ヒトの場合も、子どもを持ちたいという希望については、希望人数と実際の人数との差があるわけですけども、これも、「子どもがかわいいから育てたい」という希望と、実際にはさまざまな事情があって思い通りにならないということなのでしたよね?

 仕事の日(平日など)が、本当に朝から晩まで仕事しかしない日になっていると、なかなか日常に、子どもや小さな動物を世話する余裕が考えられないような気がします。自分の世話すら、なかなかできていないようにも思いますので。

 もっと、仕事のある日も、夕方以降はゆっくりできる時間がないと、生活自体が成立しないんじゃないかという気がしてきました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 羽が生えた猫の話。:

« 振り向けば、シュナウザー。 | トップページ | 猫島、行ってみたいですぅ。 »