2022年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

Chabo!応援してます。


散歩の収穫。

  • こういう色もよいですね。
    散歩をしていて見つけた風景や動植物を記録しておくアルバム。不定期だけど、できるだけ更新を目指す。コメント歓迎。

田舎の風景

  • 東京に戻ります。
    2008年9月8日~11日までの、田舎での時間。

« 「質」をどう測定しているのかが、気になります。 | トップページ | 横浜下町で、多文化映画祭があるそうです。 »

2009年8月 8日 (土)

他の国の人や、10年前だったら、どうなんだろう。

 国民の7割が生活に不安を抱えているという世論調査の結果が出たそうです(ここ)。

7割弱が「生活に不安」=老後、健康、収入で-内閣府調査

 内閣府が8日発表した「国民生活に関する世論調査」によると、「日常生活での悩みや不安を感じている」と答えた人は68.9%で、「感じていない」と答えた人30.4%の倍以上となった。過去最高だった昨年の前回調査(70.8%)よりは下回ったが、1981年の調査開始以来3番目に高い割合。依然多くの国民が老後のことや健康、収入などの点で生活に不安を感じている実態が浮き彫りとなった。
 自民、民主など各党は衆院選マニフェスト(政権公約)でそれぞれ手厚い生活支援策を掲げている。調査結果を受け、国民の生活不安をどう解消するか、各党のアピール合戦は激しくなりそうだ。
 調査結果によると、悩みや不安の内容は「老後の生活設計」が54.9%(前回57.7%)でトップ。以下「自分の健康」49.2%、「今後の収入や資産の見通し」43.9%、「家族の健康」41.4%の順となった。男女別では、悩みや不安を感じている男性は67.4%(同68.6%)、女性は70.3%(同72.7%)だった。
 一方、政府に対する要望は「医療・年金等の社会保障構造改革」が70.8%(同72.2%)で最も多かった。続いて「景気対策」62.5%。「高齢社会対策」58.1%、「雇用・労働問題」51.1%の順。不況を反映して、「景気対策」と「雇用・労働問題」はいずれも前回比6.4ポイント増となったが、原油・物価高の影響で前回第3位の「物価対策」は18.1ポイント減の38.6%にとどまった。
 調査は6月4日から21日まで全国の成人男女1万人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.5%だった。

 内閣府の調査本体はまだ発表されていないようです。

 ですが、「国民生活に関する世論調査」は2002年(平成14年)以降は毎年なされている調査ですから、昨年以前の調査結果の概要をサイトで確認することはできます。

 で、昨年から、その「不安」がどう変化したのかを見てみたのですけども(ここ)、

(5) 日常生活での悩みや不安

 日頃の生活の中で,悩みや不安を感じているか聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が70.8%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が28.6%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。

とあります。ここでいう「前回」とは2007年の結果ですから、少なくともここ2年ほどの間は激増しているとかは言えないでしょう。

 では、2003年の結果はどうでしょうか。見てみると(ここ)、

 (4) 日常生活での悩みや不安
  ア 日常生活での悩みや不安

 日頃の生活の中で,悩みや不安を感じているかどうかを聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が67.2%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が31.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「悩みや不安を感じている」(63.3%→67.2%)と答えた者の割合が上昇し,「悩みや不安を感じていない」(35.7%→31.5%)と答えた者の割合が低下している。

イ 悩みや不安の内容

 「悩みや不安を感じている」と答えた者(4,725人)に,悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が50.0%と最も高く,以下,「自分の健康について」(46.3%),「今後の収入や資産の見通しについて」(41.7%),「家族の健康について」(38.4%)などの順となっている。(複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「老後の生活設計について」(43.7%→50.0%),「今後の収入や資産の見通しについて」(36.5%→41.7%)及び「家族の健康について」(35.9%→38.4%)を挙げた者の割合が上昇している。

 まぁ、今年の結果とさほど大きく違う感じは受けないのですが。どうなんですかね。たとえば、数年前は「悩みや不安を感じている」という人の割合が30%とかだったのに、70%になったとかだったら、注目すべき変化だとは思いますが。

 むしろ、ずいぶん長い間、70%前後の人がそういう気分で生きているっていうことをもっと問題視すべきかもしれませんね。

 ですが、もっと前なら違うかもしれません。そうだ、バブルの頃(1989年)を見てみましょう(ここ)。昭和の最後の年になります(昭和63年)。昭和、懐かしい響きですね。もう知らない人も随分増えました。少し設問が違うので、単純に比較することはできないですけども、類似の箇所は下のあたりではないかと思います。

Q10  あなたは,日常生活の中で悩みや不安を感じていらっしゃいますか,それとも,別に不安は感じていませんか。

(50.7)  悩みや不安を感じている
(47.1)  悩みや不安を感じていない

 おお!この頃は、50.7%だったようです。悩みや不安を感じている人といない人がちょうど半分くらいですね。世の中全体が浮かれていたわけでもなかったようです。その辺のことは、この人(=私)も大変幼かったのでわかりません(嘘)。

 結構、悩みや不安を抱えやすい国民である、みたいな仮説が思い浮かびましたが、どうなんでしょうか。

 少なくとも、近年については、何の悩みも不安もないっていうほうが、どこかおかしいかもしれない、という気もしてきました。これは、作家の五木寛之さんも「鬱」について述べておられる中でおっしゃっておりました。

 世論調査のニュース、いささか情報不足ではないか、という感じが否めません。もう少し、力の入った記事を配信していただければ大変幸いです。

« 「質」をどう測定しているのかが、気になります。 | トップページ | 横浜下町で、多文化映画祭があるそうです。 »

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

冊子・報告書」カテゴリの記事

コメント

えふさん
  1989年の50%という数字は面白いですね。このことはこういう態度や意識に関する質問は一時点の数値でなく、変化を見ないと誤解を招きやすいということを示しているとおもいます。それから「悩みや不安がある」という設問のあいまいさです。1989年は現在と比べ、悩みや不安の内容が違っていたとも考えられます。

山口一男さん

 そうですねぇ、推移をあわせて見ないと、なんとも評価しづらい数値だと思います。
 それと、ご指摘のように、「悩み」も「不安」もさまざまですし、一応、いくつかには大まかに分けているわけですけれども(家族、仕事、老後など)、その内実は同じ人でも一定ではないし、読み方がむずかしいですね。

 それと、miauleuseさんがご自分のブログで指摘しておられましたが、何の不安や悩みもない人がいるっていうのも、考え方によっては疑問を覚えます。

 結局のところ、何がわかったということが言えるのかについては、私にはよくわかりません。
 漠然とした不安を感じるような世相なんでしょうか。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 他の国の人や、10年前だったら、どうなんだろう。:

« 「質」をどう測定しているのかが、気になります。 | トップページ | 横浜下町で、多文化映画祭があるそうです。 »