海馬、おもしろところを。
ここで取り上げた『海馬 脳は疲れない』という本なのですが、おもしろいところがいろいろとありましたので、ここに紹介してみます。まぁ、おもしろいと言っても、この人(=私)にとっておもしろく興味深いという箇所なのであって、他の方が読んでおもしろいかどうかを保証するものではありませんが。
「つながりを発見する能力」については、おもしろい発想だなと思ったのです。一見、かかわりがあるとは思えないようなことを、ある時、何かしらのつながりや共通点などを見出すことができるかどうか、これが、できるととてもおもしろいと思うんです。知的な刺激になります(48-52頁)。
ここからは(168頁)、170頁にある「「時間軸を学ばせるもの」の話が興味深くて。ただ、その前の話がわからないと、文脈がわかりにくいかもしれないと思い、少し前から抜粋してみました。
子どもには時間軸の認識がない、というのは、本当なのでしょうか。そうだとすると、一日中、たとえば、好きなキャラクターのポケモンのこととかに没頭できるのもわかる気がしますね。
あとは、やる気について話している箇所がおもしろいです。というか、ついついやりたくないことをしないままにしがちなこの人の、自戒のために、ここに記録しておくことにします。やりたくないことがやりたくないのは、始めていないからだ、というのが、脳の構造にそって言えば正しいんだとか。う~ん、「今、やる気がなくて」と言い訳できないですねぇ。すばらしい。
ただ、健康だけど、やる気がないからと言い訳している場合と、何か体調その他がよろしくない場合もあるかもしれません。やり始めてもあまりやれない場合は、医者に相談した場合がいいこともあるかもしれません。よくわからないけど。
この人の場合は、やりたくないことも、しぶしぶやり始めると、確かに、なんとなく、続けることができるような気もする経験を何度もしているので、できるだけ、始めることにかかるコストを下げて、苦手なことを後回し、または、しないことにして放置する、などとしないようにしたいものです。
始めることにかかるコスト、というのは、「あ~、やだなぁ」という思いを何度も頭の中で繰り返さないことでしょうか。ひとまずは。
« 「貧乏ばあさん防止計画」、たしかに、必要でしょう。 | トップページ | Women's successes exploit other women »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』(2025.01.03)
- 日本に住んでる世界のひと 読書日記(2023.01.09)
« 「貧乏ばあさん防止計画」、たしかに、必要でしょう。 | トップページ | Women's successes exploit other women »
コメント