スポーツの場で、暴力を受けているのではと思ったら、ぜひスポーツ・ホットラインを。
スポーツをがんばっておられる女性の中に、指導者からセクシュアル・ハラスメントや体罰を受けている方がおられることは、最近、問題になってきています。問題は、スポーツ界に暴力的な指導を容認する考え方や、指導者と選手との関係が上下関係であるために、立場の弱い選手は異議を申し立てることも、誰かに相談することも、そのことを公にできないことなど、いろいろと難しいことがあるからです。
一日のみ、また、5時間だけのようですが、スポーツ現場でいろいろな問題を感じている人に相談してもらうために、ホットラインを実施するようです。
心当たりのある方は、ぜひ活用してください。
詳しくは、下を読んでください。
日時:2010年1月21日(木) 16:00から21:00
電話:0120-177-976(フリーダイヤル)
*****「スポーツ・ホットライン」実施のお知らせ******
スポーツ現場におけるセクシュアル・ハラスメントや体罰などの暴力問題は、事件として報道されてはいるものの、暴力によらない指導法を徹底し、被害者への具体的な支援策を確立していく取り組みは不十分のままでありました。
その大きな要因は、暴力を用いる行為を指導の一環とする指導者や、そのような指導法を良しとする考えがいまだ根強くスポーツ現場に存在しているからです。
このスポーツ界の問題を解決する一つの糸口として、SKIPとフェミニストカウンセリング東京は、下記のとおり「スポーツ・ホットライン」を開設し、スポーツ現場における被害当事者が、一刻も早く、心と尊厳を回復できるようサポートさせていただきます。
短期間の実施ではありますが、「なにか変だな」と思ったことなど、気軽にご相談ください。
日時:2010年1月21日(木) 16:00から21:00
電話:0120-177-976(フリーダイヤル)
相撲をスポーツとすることに異議を唱える方もいらっしゃるかもしれませんが、数年前にも、相撲界で弟子に対する暴力によって、その若い弟子の方が亡くなられるという事件がありましたよね。
しつけとか、指導、教育の名のもとで、暴力を容認する考え方がまだあちこちであるようです。
指導者に対する評価も、選手の成績という結果のみが注目されがちで、指導方法がどういうものなのかは、ほとんど問題にされないような気がします。いや、指導方法は取り上げられることがあるかもしれません。ただ、その中に、暴力なのではないか、と思われる要素があったとしても、それが強さの秘訣といった解釈で受け入れられ、場合によっては賞賛されたりしているのかもしれませんね。
指導方法を問題視することも重要で、もっとそういう見直しが必要なのでしょうが、暴力的でない指導方法も同時に開発するなどしていかなければならないかと思います。
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