ォマェ、にゃんだか？

ねこ：！！ぉっ、ぉぃ、ォマェ？

ネコ：……

ね：おい、ォマェ？

ネ：……

ね：おいっ！

ネ：イタッ

ね：ォマェ、にゃんだか？ただの、白い変な猫か？

ネ：…違いは、にゃんだ？

ね：にゃ、にゃんだっ！

ネ：ん？

ね：ォマェは～

ネ：ォマェ…

ね：なんだ？

ネ：…猫パンチはやめれ。

ね：ォマェは、にゃんだなんだな？

ネ：…そうだけど？

ね：なんで、すすけとる？

ネ：……

ね：いつもの真っ白猫じゃなくて、ちょっと汚れた白い猫になってるのは、なぜだ？

ネ：……

ね：黙ってごまかす気なのか？

ネ：…できれば

ね：ォマェは～

ネ：……

ね：どうせ、おかしなことをやらかしたんだろう？

ネ：葉っぱが

ね：うん

ネ：積もってて

ね：うん

ネ：あったかそうだった

ね：うん

ネ：飛び乗ったら

ね：うん

ネ：下は

ね：うん

ネ：焚火の跡だった

ね：……

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：…ォマェ

ネ：にゃんだ？

ね：それで、灰にまみれたのか？

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：ぉぃっ！

ネ：…ま、そういうことだ

ね：何がそういうことだ！

ネ：ん？

ね：焚火がちゃんと消えてなくて、燃えたらどうするんだ

ネ：ちゃんと消えてた

ね：そうじゃないだろう、もしも、火が消えてなくて熱かったら

ネ：薄汚れるだけじゃ、済まなかった

ね：そうだ

ネ：かも

ね：ォ、ォマェは～

ネ：…危なかった？

ね：バカッ！

ネ：…バカ？

ね：心配させやがって～～、にゃんだのバカァ～

ネ：ォマェ、全部言う前に、去るなや～