『やってはいけない仕事のやり方事例集』、見たいです。
「行政サービスの質向上を目指す神奈川県庁、全都道府県初の「残業ゼロ革命」始動!」というおもしろい記事を発見しましたので、ご報告します。
前編(ここ)と後編(ここ)がありますので、ぜひ、全体を見ていただきたいのですが。
おもしろいと思ったのは、
こうした問題を解消するため、「中間報告」の取り組み例では資料作成について次のように記載しています。
○「完璧」ではなく「70点」で良しとすること
○既存資料の活用を徹底するほか、できる限り新たな資料作成をしない/求めないこと
○資料の余白に作成指示者の名前と作成に要した時間を明記すること など
です。「完璧」な資料を作成する習性をやめることが重要だと思いますし、3つ目のように、資料作成にどのくらいの時間をかけているのかを明確にし、把握することは非常に重要だと思いました。
さらに、誰かその資料作成を指示したのかも明らかにしておくことは、責任の所在をはっきりさせる上でも、有効な方法だと思います。
「中間報告」の概要がありました(ここ)。
ワーク・ライフ・バランスが重要と言いながら、かけ声の段階からなかなか抜けられずに、個人の努力によるものでは、そもそも限界があります。
神奈川県の取組で、注目すべきは、具体的な改善策をしくみ化しようとしているところだと思います。
国のワーク・ライフ・バランスのシンボルマークも、かえるちゃんですが、神奈川県も独自のカエルさんバッジで、残業の程度を「見える化」してみる試みで、おもしろいですね。
取組はおもしろいですが、結局、どのくらい効果が出るのか、だと思います。その辺りのことも、報道されますことを希望します。
« ォマェ、にゃんだか? | トップページ | 最近のお菓子召し上がり状況について。 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 謹賀新年(2022.01.01)
- クロスバイクを所有することにしました。(2020.04.17)
- 国有地払下げ財務省疑惑の裁判が始まります。(2020.03.19)
- 避難したくなる避難所を(2019.10.14)
- 国際女性デー。(2019.03.08)
「社会のしくみを学習。」カテゴリの記事
- 映画「グリーンブック」(2019.03.26)
- a stay-at-home parent は「手伝う」ではありません。(2018.06.22)
- 「国立大学の潰し方 (7つの行程)」が秀逸なので、紹介。(2018.06.17)
- 原爆の日(2017.08.06)
「冊子・報告書」カテゴリの記事
- かなり明確な格差があるようです。(2017.09.02)
- 全国都道府県知事会が「第4次男女共同参画基本計画に関する提言」をお出しになりました。(2015.05.14)
- 今頃ですが、『日本の生産性の動向 2013年版』という報告書を見つけたにょ(2014.08.24)
- 「個人と企業の持続的成長のための働き方改革」が発表されました(2014.05.29)
- 議事録を発見。(2014.04.28)
コメント