韓国の少子化事情
朝日新聞2010年3月21日付によれば、教育費が日本の倍だそうです。そりゃ、高いですわ。おまけに、雇用不安。記事中に出てくる、今、それなりに収入のある人も、いつまでそれが続くかわからないので、子どもをもつ予定は0%だそうです。こんな世の中でいいんでしょうかね。
経済的安定と不安が払しょくされない世界で、子どもが増えるのは難しそうですね。将来のことを考えることができない世界では、未来(=子ども)を産みだす力がわいてこないのも、うなずけます。
この夏にできるという、少子化対策5カ年計画に、どのような内容が盛り込まれるのか、気になりますが、短期の改善は難しいとの見方があるそうです。
とはいっても、何もしなければ、悪化の一方でしょうから、今からできることをやるしかないでしょう。
2010年3月12日付赤旗によれば、男女の賃金格差が、先進国で最も大きいことがわかったそうです。このことって、もう随分前からわかっていたような気もするんですが、あらためて、ってことでしょうか。
OECD平均で17.6%だそうです、男性の賃金が女性の賃金よりも高い割合です。そんななか、韓国38%、日本33%とダントツですね。大きい~。
賃金格差の背景に男女差別、おまけに、子育ての責任が女性に課せられているとの分析。これも、日韓に共通することなんでしょうかね。
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