男女賃金格差。
ここでも記事を紹介しましたが、日本は韓国とともに男女の賃金格差が大きな国だと言われています。
詳しく解説したレポートがありますので、よかったら、どうぞ。
労働政策レポート Vol.6
男女間賃金格差問題読本 サマリー
-「説明されるべきもの」から「女性従業員の活躍度を示す指標」へ-(ここ)
サマリーではなく、本体版報告書は、ここです。
この報告書の中には、参考にしてほしい文献というのがあります。
(別表)参考にしていただきたい書籍文献(刊行順)
○中田喜文「日本における男女間賃金格差の要因分析」(中馬宏之/駿河輝和(編)「雇用慣行の変化と女性労働」(1997 年/東京大学出版会)の6章)
○川口章「男女間賃金格差の経済理論」(上掲書の7章)
○脇坂明「コース別人事制度と女性労働」(上掲書の8章)
*この書籍の他の章(論文)も参考になる。
○樋口美雄「男女雇用機会均等法改正の経済学的背景」(猪木武徳/大竹文雄(編)「雇用政策の経済分析」(2001 年/東京大学出版会)の第6章)
○森ます美「日本の性差別賃金―同一価値労働同一賃金原則の可能性」(2005 年/有斐閣)
○山口一男/樋口美雄(編)「論争 日本のワーク・ライフ・バランス」(2008 年/日本経
済新聞出版社)
*第4セッションが男女間賃金格差を取り扱っているが、全体として参考になる。
○川口章「ジェンダー経済格差 なぜ格差が生まれるのか、克服の手がかりはどこにあるのか」(2008 年/勁草書房)
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