もとの論文ありました。
ここで、ご紹介しております、都道府県別のGEMですけども、発表なさった東北大学の吉田浩さんの論文「日本における男女平等度指標の開発 ―ノルウェー統計局の男女平等度指標を参考に―」を発見しましたので、ご報告します(ここ)。
この話題に関して、新聞が興味深いコラム(?)を書いておられますので、併せてご紹介しておきましょう。
●閑想閑話:今月、東北大の研究グループが発表した… /島根
4月18日12時42分配信 毎日新聞
今月、東北大の研究グループが発表した都道府県別の男女平等度指標によるランキングで、鳥取県が1位になった。島根は19位。両県の違いは何なのか、研究グループの吉田浩教授(公共経済学)に電話で尋ねた▲ランキングは男女共同参画の先進国・ノルウェー統計局の指標を用い、短大・大卒者数や労働参加率、議員の割合など6項目を4段階で評価、平均点でランク付けしたものだ。吉田教授は、鳥取と島根を比較して「教育と給与関係では変わりないが、女性の労働参加と議員、まさしく『女性の社会参加』の部分で順位が決定づけられたと思う。鳥取は特別な政策をしているわけではないが、各項目が高得点でバランスがいい」と話した▲鳥取にこんな魅力があると知って、正直驚いた。ただ吉田教授は「ランキングが県民の幸せ度を直接に表現するものではない。自分の地域を豊かな社会にするための議論のきっかけにしてほしい」とも。数字に一喜一憂せず、そこからどう学ぶかが重要であることを教えられた。【御園生枝里】
島根出身で、鳥取に住んだこともあるこの人としては、非常に興味深い比較でした。まぁ、島根と鳥取は、同じ山陰地方の2つの県ということで、いろいろと以前から比較されたりしているんですけどね。
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