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2010年5月24日 (月)

育児休暇取得が、その後の仕事にプラスになる、それも大きく、との認識を広げることが重要ですよね。

 特に、事業主、管理職、上司等々の十分な理解と認識が条件でしょうね。次に、賃金保障でしょうか。その次くらいが、実際に取得しようとする方(父親になりたての方々)の努力でしょうか。

 当然、すでに取得した方の経験や感想などの情報は重要です。そういうのを、ロールモデルとできることも重要ですね。

 本当は、別の能力や業績をたくさんお持ちなのでしょうが、山田正人さんと言えば、「男性キャリア官僚で初の育休取得」をした人として、一般には有名な方なのではないかと思います。著書もありますしね。

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 育休をとったことで、仕事だけを見ている生活から、仕事の他のところにあるものに対する想像力が出てきたそうです。これって、すごいですね。
 ええと、それまでは、仕事の他の生活というものは、本当に想像なさっていなかったのでしょうか。そっちに、感心しました。そんな世界や感覚があるのですね。

 それが、100%を目指すべき、から、どのくらいの仕上がりを目指せばいいのか、という考え方に転換できたということは、すばらしいと思います。

 あ、本当にすごいと思います。

 むしろ、仕事の他の世界のない方が、相当たくさんいらっしゃることや、そういう方が、仕事の他の生活も大切な一般の人たちにかかわりの深いとても大切な施策を考えたり実行なさっているのかということに、大きな疑問を感じるわけですが。

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 男性の育休義務化への賛否を問うアンケート、おもしろいですね。こういうの、最近よく見かけるのですが。

 育休に関しての意識調査対象が男性も含まれるようになったり、男性だけを対象とするようになってきたことが、大きな変化かもしれませんねl。もう少し前までは、子育てや育休のことに関して何かを聞くとすれば、今よりもずっと「女性の問題」とされていたので、女性を対象としていたと思うのですが。

 自由記述欄への回答も興味深いですね。男性も、年代によっても、随分と捉え方が違うんでしょうか。

 的を得ており、重要な指摘だと思いましたのは、ファザーリング・ジャパンの安藤さんの以下の言葉です。

 「職場が回らなくなる」という声については、「そこまで個人に負荷がかかっている組織はもろい、ということです。」育児だけでなく、人生には、介護や病気で休まなければならない時期もある。個人の業務を理解し合い、いざというときに職場で共有できるようにすうrことが「危機管理としても重要」と説く。

 至言ですね。

 男性の育休を論じるのは非常に重要で意義深いことだとは思いますが、その前に、今の日本の職場が、組織として成立しているかどうかを、考えてみることが、より一層重要な気がしてくるのでした。

 まぁ、答えは、ノーですけどね。

 じゃなかったら、過労死や過労自殺なんて、あるわけないと思いませんか?

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コメント

 いつも励まされる内容の記事紹介ありがとうございます。10年たっても20年たっても女性が働きにくい世の中は変わらないなーと折に触れ思ってしまうので、地道に記事紹介をされている姿勢がすごいと思います。愚痴っていても変わらないので問題解決志向でいかないといけませんね。
なごみ系のお話も楽しく読ませてもらっています。これからも書き続けてくださいねっ。
 

山田正人氏って素敵な人ですよ。仕事も家庭も大事にするって、アメリカでは当たり前ですが、日本ではそれを日常の態度で示している山田さんみたいな男性はまだ極めて少ないと思います。私は現在の山田さんしか知りませんが、もし長期育児休暇が「モーレツ官僚」の「仕事のみ人間」の山田さんを現在の山田さんに変えたのなら、男性はみな長期育児休業を取るべきですね。ただ、男性の場合平均的には休業による所得の減少が家計に響く程度が大きいので、その負担を軽減するため、例えば50%の所得保障で一年育児休業と取る代わりに、100%の所得保障で6ヶ月の育児休業が取れるといったように期間と所得補填率の組み合わせを柔軟にできるよう法を改正すべきです。そうすれば2ヶ月の「パパ・クオータ(パパ・ママ育休プラス)」もできたことだし、少なくとも1ヶ月は育休は取るし、取らないと損、という状況も生まれると思います。もちろん男性の育休を規範的に認めようとしない企業環境が変わる必要があり、それが問題ですが。勿論同様の規範問題は特に「総合職女性」など女性に対する企業の態度にもありますね。ちまたには違法な育休解雇も横行しているし。柔軟に働ける職場では就業者がより生き生きと働き、仕事能率も上がる、ということの基本認識がわが国の企業には未だ希薄なことが問題です。今回の記事の趣旨と同じですが。あ、すみません、今日は専門がらみなので「演説」してしまいました。

ノンちゃんさん

 コメントありがとうございます。
 そうですか。ひそかに、以前から読んでくださっていたのですね。それを知ることができて、私のほうこそ、励まされます。

 世の中の、特に女性が働いている環境がよくなるのに遅々とした歩みなのには、本当に、「嗚呼!」という感じはするのですが、それでも、いろいろ変わってきてはいますし、今後、加速していくように、いろいろな方がご尽力なさっていると思います。

 私も微力ながら、地味にマイナーブログで発信していきますので、ノンちゃんさんも、また来てくださいませ。

山口一男さん

 具体的なご提言も含むコメントありがとうございます。

 育休の取得の仕方や給与保障のあり方も、いくつかカップルや家族の都合にあった形で柔軟に選べるといいですね。いくつかに分割できるとか、短時間勤務にするとか、一様じゃなくてもいいのだと思うんです。

 そのためには、法改正を前提としても、せっかくある制度が、規範のために使えないなどということにならないよう、いろんな事情を抱えた人が柔軟に働けることに理解のある、職場が増えなければならないと思いました。

 長時間労働に適応・調和しないように、自分だけでも、率先して帰宅するよう、「ひとりから運動」を継続してがんばってみます、この人としては。

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