ツイッターって、にゃんだ？

ねこ：ぉぃ、にゃんだ

ネコ：……

ね：おい、にゃんだ

ネ：……

ね：おいっ！

ネ：…あ？

ね：ォマェは～

ネ：にゃんだ？

ね：相変わらず、ぼんやりして、何考えてたんだ？

ネ：んと

ね：……

ネ：ッィッターつうもんが

ね：それは、ッィッターじゃなくて、ツイッターだろう

ネ：…それは、にゃんだ？

ね：人間同士でつぶやくコミュニケーションが流行っているところだ

ネ：つぶやくって、にゃんだ？

ね：う

ネ：……

ね：それは、ちょっとしたことをだな

ネ：ぅん

ね：小さい声で言うことだ

ネ：ふ～ん

ね：わかったか？

ネ：…小さい声で言うのは、にゃんでか？

ね：それは

ネ：……

ね：大声で言うと、つぶやきって感じじゃないし

ネ：ふ～ん

ね：わかったか？

ネ：小さい声でいえば、全部、つぶやき、か？

ね：う

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：いや、全部じゃないな

ネ：にゃんでか？

ね：…それは、ォマェ

ネ：ぅん

ね：たいがいのことには、例外があるだろう

ネ：？

ね：原則、小さい声で言うことだとわかっとけば、とりあえず、足りるだろう

ネ：原則って、にゃんだ？

ね：う

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：…たいがいの場合は、それでいい、ってことかな

ネ：ふ～ん

ね：わかったか？

ネ：ッィッターつうもんは

ね：うん

ネ：猫でもできるのか？

ね：う

ネ：ぅ？

ね：いや、猫には、ツイッターは、ない

ネ：にゃっ、にゃんでか？

ね：それは

ネ：ぅん

ね：猫には、文字がないから

ネ：ぅん

ね：ツイッターには、１４０字という文字制限がある

ネ：ふ～ん

ね：猫には、文字、という概念が、まず、ない

ネ：ぅん

ね：したがって、ツイッターの考え方は

ネ：ぅん

ね：猫の生き方とは、合わない

ネ：猫の生き方って、にゃんだ？

ね：ぅ

ネ：ぅ？

ね：猫の生き方っつうのは、

ネ：ぅん

ね：自由だ！

ネ：ぅん

ね：文字制限がない！

ネ：ぅん

ね：だから

ネ：ぅん

ね：ォマェは、

ネ：ぅん

ね：ツイッターがなくても

ネ：ぅん

ね：つぶやかなくても

ネ：ぅん

ね：楽しく生きられるんだぞ

ネ：ふ～ん

ね：わかったか？

ネ：人間は

ね：なんだ？

ネ：ッィッターがないと

ね：うん

ネ：楽しく生きられないのか？

ね：う

ネ：ぅ？

ね：……

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：…ォマェ

ネ：ん？

ね：ツイッターがなくても、楽しく生きられる人間はいる、よな

ネ：ぅん

ね：ま、そうだな

ネ：ぅん

ね：わかったか？

ネ：ぅん、原則として、だな

ね：ま、そうだ

ネ：なくてもいいけど

ね：あったら、それなりに楽しく使えるもん、ってくらいだな

ネ：ふ～ん

ね：わかったか？

ネ：猫には、文字制限がない

ね：そうだ

ネ：ふ～ん

ね：……

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：…ぉぃ

ネ：あ？

ね：ミーニャンのことは、どうなった？

ネ：……

ね：……

ネ：……

ね：…おい

ネ：…忘れとった

ね：…ォマェは～