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2010年6月28日 (月)

女性も出世を目指します、か?

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 2010年6月11日産経新聞記事です。

 女性管理職の比率が、諸外国と比較して低いことは、以前から言われていることではありますが、いろいろな阻害要因をクリアしつつ女性管理職比率を高めていくことが必要だと考えられています。

 まぁ、女性に限らず、いろいろな属性の方が管理職に増えることが必要なのですが、性別では現在圧倒的に男性が多いのですから、女性が増えることを目指す必要があります。

 女性のほうも、管理職を目指す人が増えねばなりませんです。嫌がっているのに無理やり管理職にさせるわけにもいかないでしょうし、そんなんじゃ、仮になれても続きませんでしょう。

 女性も出世したことでできる仕事が増えることをよく自覚して、上を目指したほうがよいと考えられるようになるといいですね。

 でも、家族責任を負わされていることが多いですから、管理職になることと残業をすることが同じ意味だったり、接待など時間外の「つきあい」が条件になっていると、極めて大きな阻害要因となるのでございます。

 そんなことで、女性自身も管理職を目指すようにするとして、取り巻く環境も女性が管理職を目指しやすいような条件整備をしていく、という両側からの取組みが求められるのでしょうか。

 記事で紹介されている課題では、「女性社員の意識」がもっとも大きな割合になっているのですが、そうなんでしょうかね。

 どうなんでしょうかね。

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働き方・働かせ方。」カテゴリの記事

コメント

えふさん
  「女性社員の意識」が一番の課題と感じる意識そのものが女性の活用を妨げているのではないんでしょうか。この調査の母集団がだれだかわかりませんが、企業の管理職や人事担当者だとするとその多くは男性ですから、こういう結果になったのでは。長時間就業をいやがるから意識が低い、日本では必ず長時間残業を要求する管理職につきたがらないから女性は意識が低い、そういう意識の結果と思います。ワークライフバランスを妨げる就業のあり方、働き方のありかた、女性にが、女性の活躍できない主な原因だとの意識が希薄なことが、わかります。

山口一男さん

 ありがとうございます。
 鋭い御指摘ですね。
 実はこの人もよそで、「女性管理職比率を高めたいが、なかなか女性が管理職になりたがらない」という話を聞いたことがあります。その理由としては、正確には忘れてしまいましたが、長時間労働ができないとか、そういった条件面で「無理だ」と思わせる環境のほうをまずは問題にすべきでしょうねぇ。

 表面的には、女性が管理職になりたがらない、と見えても、その原因をなりがたらない女性自身(の意識)にもとめるのか、女性(の意識)を問題だと見なすその見方(をする側)にもとめるのかについては、きちんと区別して、阻害要因を的確に見立てていくことが重要ですよね。

 相手のせいにばかりする前に、自分に原因はないのかを自省すべきですよね、会社も人事担当者も。

 てなことを、自社の発想や自分の枠組みがダメな方々に、教えて目を覚まさせてあげても、よろしくってよ、って、正面切って言ってみたいです、が、この人の周囲には、そういう方はあまり生息しておられないのです。

 幸いなのか、不幸なのか、どうなんでしょうか。

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