女性が女性を応援する、重要ですね。
この記事は、『選択』という雑誌の2010年6月号から。
『選択』については、サイトがあるようです(ここ)。勉強不足で恐縮ですが、創刊は1975年だそうです。35年も「三万人のための総合情報誌」だそうです。で、「三万人」というのは、各界指導者層の総数を推定したものだとか。
ふ~ん、と思いながら、35年間もその総数は変わらないのか~と思ったり。
どうなんですかね。
さて、ご紹介している記事ですけども、「日本の女性政治家はなぜ少ないか」という命題は、この人(=私)がときどき考えてみるものでもあります。選挙前とか、選挙後とか。あと、組閣時とか、ね。
なので、今、まさに、「なぜ女性政治家は、大臣にならないのか」とかも、同時に考えているところです。
ともかく。
日本における女性政治家(国会議員)比率ですけども、先の衆院選で民主党が大勝し、民主党が女性候補者をたくさん立てていたこともあってか、衆院では初めてのフタケタとなりました。
それでも、11.3%。
ぬ~ん。
記事による韓国やインドでの女性比率を上げるための努力は、すごいですね。「必死」だというのは、よその国に住んでいるこの人にも伝わってまいります。
で、アジア諸国における女性国会議員比率の平均が18.7%だそうです。この数字、とてもありがたいですね。ヨーロッパと比べてもね、と思われがちですけども、「アジアの中では、日本は進んでいる」とかいう時代遅れの感覚が粉砕されることでしょう。
嗚呼。
で、冒頭の疑問への回答ですが。
国会議員になる可能性のある地方議員に女性が少ないことを問題になさっております。そう、地方議会レベルでは、いまだ根強く「政治は女の仕事じゃない」という感覚が跋扈しているのでしょうねぇ。
で、耳の痛い指摘も、素敵。
女性市民(国民)が、女性議員を増やそうとしていない。女性が女性を応援しない、ということですが。
どういう場面においても、女性が女性を応援しなければ、いけないですよね。あ、男性が応援しても、もちろん、いいですけどね。
そのためには、女性が女性を信頼しなければなりませんでしょう。
そのためには、女性が自分自身を信頼しなければなりませんでしょう。
そのためには、日本で女性が女性であることを、折に触れて、「イマイマシイ」とか思わないような、そういう社会になることも、併せて必要かもしれません。
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