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散歩の収穫。

  • こういう色もよいですね。
    散歩をしていて見つけた風景や動植物を記録しておくアルバム。不定期だけど、できるだけ更新を目指す。コメント歓迎。

田舎の風景

  • 東京に戻ります。
    2008年9月8日~11日までの、田舎での時間。

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2010年8月11日 (水)

コガネムシさん。

 今日、この人(=私)が、仕事の帰り途、電車に乗っていたときのことです。

 途中の駅で停車して、ドアが開いたときに、何かが入ってこられました。この人よりも、ドアの近くにいた女性のお客さんが、ちょっと顔をしかめたので、どうしたのかなと思ったら、この人の腕に、コガネムシさんがとまっておられました。

 緑色の光沢のあるコガネムシさんです。以前は、よく見かけたり、「飛んで火にいる」みたいに、夏の夜に民家の電灯に引き寄せられて向こうから訪問してこられていたのですが、最近はお見かけすることもなく。

 でも、今でもご活躍だということがわかり、安心しました。

 腕と言っても、服の上からですが、一度とまったコガネムシさんは、その後じっとしておられました。

 この人も、次に電車が停車してドアが開いたら外に出そうかと思ったのですが、掴んで外に投げると、道路に打ちつけられて痛いといけませんし、どうしたものかと考えていましたところ、この人のすみかのある最寄り駅まで戻ってきてしまいました。

 腕にとまっておられるのをそのままに、電車から降りまして、改札も出まして、家に向かって歩いている途中に、街路樹がありましたので、そっと街路樹の幹にとまっていただきました。

 コガネムシさんは、小さい声で「ありがとう。バイバイ」と言いました。

 いえ、言っていません。

 なんとなく、そんなことでも言ってもらうといいな、と思いました。

 そんなことで、コガネムシさんとのつかの間の交流の一部始終でした。

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動物」カテゴリの記事

コメント

えふさん
  こういう話、いいですね。そういえば、「コガネムシは金持ちだ」という童謡がありましたね。最後は「こどもに水飴買ってきた」です。ちょっとお金がある家は、こどもに水飴が買ってあげられる、そういう感覚はもうわからない人が大多数でしょうね。
  戦後すぐの時期には、東京ではまだ紙芝居屋さんが良く回って来たのですが、そこで人気があったのは水飴でした。でも貧乏な家の子とか、親から紙芝居など見てはいけないと言われている家の子は、その水飴を買って紙芝居を見ることができません。紙芝居屋さんも商売ですから、食べ物を買わない子は見ていけないと追い払います。私も昔そういう追い払われる未就学児の一人だったのですが、未練がましく遠くで話だけ聞いていると、絵を見なくても結構話はわかるし場面も想像できるのです。ラジオの物語を聞くことと同じですから。でも紙芝居の話は「おどろおどろしいお化けもの」や「筋の単純な活劇もの」が多く、「笛吹童子」か「ヤンボー・ニンボー・トンボー」とか当時夢中で聞いたラジオの人気物語と違い、そのうち遠くで聞くのも飽きてしまいましたが。でも、その後本の虫になり、小学校時代は学校図書館に入り浸るようになったことと、話を想像するくせは紙芝居を見ずに話を想像したことと少しは関係が有るかも知れません。。
  今の時代、子供だけでなく、大人の世界も漫画や写真や、目で見てすぐ分かるものに溢れています。逆に、文字や言葉から、想像することは少なくなっているように思います。でも、そのせいで、例えば世界の情報に接していても、バーチャルな物と大差なく、そこで人々が何を感じたり、どう考えていたりするまででは、とても想像が及ばなくなっている気がします。文字文化の中には、そういう想像力を育てる物が多かったように思うのですが。コガネムシ、水飴でなく、物語の本をこどもに買ってあげれば良かったですね。

山口一男さん
 
 ありがとうございます。
 子ども時代の思い出も懐かしい感じがしました。私には、紙芝居の話は実体験としてはないのですが、なんとなく想像ができました。水飴をもらいながら紙芝居を観るんですね。

 商売だから、水飴を買わない子どもには見せないというのは、わかるのですけども、このときに、水飴を買わなくても紙芝居を見せる仲間に入れてあげれば、そのうち、水飴を買う子どもも増えるのではないかという気もするのですが、当時は、先行投資というかサービス(後の商売を想定して投資しておく)とかの発想はなかったんですかね?

 でも、紙芝居屋の人が水飴がない子どもには見せないという行動をとったお陰で、見えないところで物語を想像したりできるような能力を養う契機になったのだとすれば、結果的にはよかったのかもしれません。

 最近のことについては、文字だけからの情報に、自分の想像力で補っていろいろを考えてみる機会が本当に少なくなっているような気はします。
 先に絵や写真やイラストがあると、物語の主人公がどんな顔でどんな姿でとかも、想像の前に見せられてしまうわけですし。

 文字だけから想像する機会や、想像する時間の大切さを再考してみるのもいいかもしれませんねぇ。

 コガネムシさんの話は、コガネムシさんが街路樹に移動なさってから、実は写真を撮ろうかとも思ったのですけども、やめることにして、結局文字だけの記事になりました。
 大した理由はなかったのですけども、文字だけで伝えたりする機会も、このまま残しておくのもいいですね。

 ところで、「ヤンボー・ニンボー・トンボー」って物語のタイトルでしょうか。どんな話なのか、知りません。
 想像では、ヤンボーとニンボーとトンボーという3兄弟が何らかの困難にともに立ち向かう兄弟愛と冒険をテーマにしたものかと。

 違うかな?

えふさん、明日からショーだよ~~。

昨日でしたか、霞が関駅でハクビシンが捕獲されたそうですね。
なので、コガネムシでは驚きまへん!
ただ、自分にくっつかれると、何か特別感が湧き上がりますが・・・。

我が家では、サッシを開けたら、飛んで火にいる夏のセミでした。
シラクが嬉々として、口にくわえて家の中を闊歩しておりました。
もちろん、ひきはがして、リリースしましたが、手負いのセミは、どうなんでしょう?

miauleuseさん、ショ~・・・

 最近、「ョーィ」っていうの、気に入っています。呼びかけとして使ってみてください。「ョーィ」と小文字+半角がもっとお薦めですが。

 ぉぉ、ハクビシンさん。鼻筋が白くていらっしゃるので、こんなお名前なんですよね?
 なにゆえ、霞が関に?あ、都心の霞が関でしょうか、それとも、埼玉の霞が関でしょうか?埼玉なら、そんなに驚くこともないかと。

 ハクビシンさんが、肩にとまったら、どうしたらいいんですかね?miauleuseさんのお宅に届けてもいいですか?

 セミはですねぇ、実は、元気なャッはバタバタなさるのでちょっと・・・。でも、顔は好きです。羽があるので、なんとなくセミとして立派な感じがしますが、羽がないとちょっと子どもっぽいですよね。そういう想像が好きです(笑)。
 セミが腕にとまってこられたら、そうですねぇ、もし、静かならそのままで結構ですが、腕という近距離におられながら「ジ~」とか「ミンミン」とか大きな声でおっしゃったら、ちょっとヤですね。

 コガネムシさんは、実は私にとっては、好きな虫のひとつなのです。姿が好きです。あと、カブトムシさんのメスが好きです。オスの角は、賛成できません(謎)。

 この人の虫の好みのタイプについて、理解していただけるかどうかはわからないのですけども。

追加。

 「ヤンボー・ニンボー・トンボー」の思い出と「笛吹童子」について書いておられるブログを見つけましたので、記録しておきます。
 声を黒柳徹子さんがなさっていたのでしょうか。それは、すごいですね。

http://blog.goo.ne.jp/dong-wcat/e/6519f615c1317e8c5a846c23802aa076

えふさん
  ヤンボー・ニンボー・トンボーは飯沢匡作、服部正の挿入歌による、ラジオドラマで、西遊記を模して、3匹の白猿の兄弟が、経典ではなく、親の病を治す薬を求めてインド(だと思います)に旅する冒険物語です。途中多くの艱難が待ち受けていて、3匹とからすのトマトさんで力を合わせてそれを乗り越え、ついに薬を得て帰るという話です。「長男」のヤンボーは賢く聡明なリーダー、「次男」のニンボーは勇気のあるガキ大将タイプ、「末っ子」のトンボーは、泣き虫で心優しいと、性格の違いが良く出て生き生きとしていました。それにからすの「トマト」さんという、心は本当は熱いけれど口は辛口の同伴者が旅に加わるのです。「トマト」という名は赤いものはなんでも好きだからで、このトマトさんの声優が黒柳徹子さんでした。黒柳さんの名演技で、トマトさんは主人公の白猿たちよりも人気を得ます。私は服部正さんの童謡風の挿入歌がすきで、主題歌と挿入歌のいくつかは今でも覚えています。

山口一男さん

 詳しく教えてくださってありがとう。
 設定の少しは、私の想像が当たっていましたね(笑)。

 黒柳徹子さんがからすの役だったとは!トマトさん、おもしろい設定ですね。

 ラジオドラマって、今、当時のものを聞くことってできるのでしょうかね?レンタルビデオ屋でDVDを借りるようにはいかないのでしょうが。
 でも、聞いてみたくなってきました。

えふさん
  すみません。訂正です。黒柳徹子さんは「トンボー」役だったようです。「トマトさん」は文学座の新村礼子さんだったとウェブに有りました。3匹の白猿さんたちはみな本質的に「いい子」なのですが、トマトさんが怒ったり、悔しがったりという、emotionの表出を一手に引き受けて、面白いキャラでした。

山口一男さん

 訂正ありがとうございます。
 トンボーは、末っ子の弟なのですね。

 トマトさん役だった新村礼子さんという方は私は知らないのですが、きっとうまい役者さんだったのでしょうね。

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