結婚は、才能か努力か、っていう対談?
「結婚は才能」と言い切る小倉さんと、「婚活」をして理想水準を引き下げて結婚したほうがいいんじゃないかという山田さんとの対談です。
小倉さんのご主張には、そんなに理想を言う人が多いのか?という疑問がありますが、若い人なのでしょうかね、大学生を見ていた話が中心のようですが。
山田さんのご主張には、納得できる部分もあるものの、もう少し現在の30代以下の世代の意識ばかりではなく、大学卒業後の社会状況(特に経済面)の影響についても言及してほしいところです。
ま、紙面の関係で、編集部での編集がかなり入っているのでしょうから、対談ではもっといろいろとお話があったのでしょうけれども。
「婚活」にまつわる取り上げ方やマスコミの理解が、ご本人の主張の一部を拡大解釈している面があるような気がして、その辺りが気になるところです。
大雑把にまとめると、独身者を取り巻く社会状況の変化が著しいってことでしょうか。つまり、昔は、「才能」がなくても結婚できる人がほとんどだったけど、今は「才能」がないと結婚できないか、「才能」の有無よりも努力して活動していくことが必要になっている社会状況にあわせた動きができることが最低条件になっている、ということなのでしょうかね?
昔なら、ある程度の収入が保障されていたから、新生活をはじめることや将来の展望がもちやすかったけれども、非正規同士では、そもそもデートに出かけることすらなかなか難しいっていう感じも、この人(=私)はするんですどねぇ。
未婚化と不安定雇用との関係を調べた調査などがあるんでしょうかねぇ。ニュースでは、聞いたことがあるけど。
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