12月1日は世界エイズデーです。
秋田市土崎港のポートタワー・セリオンだそうです。灯台みたいなものでしょうか?
イベントや声明もあちこちで。
The Voice of Russiaからのニュースでは、ユネスコの事務局長の書簡が発表されました。
「世界エイズデー」の1日、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)のボコヴァ事務局長は書簡の中で、エイズは依然として世界の主要な脅威の一つであると述べた。
事務局長は、世界の多くの地域では今年、HIVの新たな感染者数の加速度が減退あるいは停滞していると喜びを表す一方、依然として最も感染する危険性が高いのは若い女性であると指摘した。
多くの国では、25歳までの人々が感染の最も深刻な危険性に直面している。
事務局長は、エイズ対策の成果において鍵となるのは教育であると指摘し、ユネスコが実施する全ての人に質の高い教育を保障するための尽力について言及した。
CNNからは、以下のように。
世界エイズデー アジア11カ国に子どもの患者13万人
(CNN) 12月1日は世界保健機関(WHO)の定める世界エイズデー。WHOが同日発表した統計によると、東南アジアや南アジア11カ国でエイズウイルス(HIV)に感染またはエイズを発症している子どもの数は、2009年時点で推定13万人に上った。
この数字は01年の8万9000人に比べ、46%も増えている。11カ国はバングラデシュ、ブータン、北朝鮮、インド、インドネシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイ、東ティモール。
一方、国連エイズ合同計画(UNAIDS)が先月発表した世界182カ国対象の年次報告では、09年の新規HIV感染者が世界全体で推定260万人と、1999年の310万人から減少した。エイズ関連の原因で死亡した患者数は、99年の210万人から180万人前後に減っている。感染が最も深刻な15カ国でも、HIVの新規感染率が25%以上低下しているという。
ただUNAIDSによると、HIV感染者1人が治療を開始するごとに、新たに2人が感染している計算となる。特にアフリカのサハラ砂漠以南は新規感染者の69%が集中し、深刻な影響を受けている。また、東欧や中央アジアを中心とする7カ国では、新規感染者が25%も増加した。さらにアジア太平洋地域では9割の国に、HIV感染者の人権を妨げる法律が存在するという。
UNAIDSは、各国政府から寄せられたエイズ対策費が08年の77億ドルから09年は76億ドルに減ったことを指摘。低所得国のエイズ対策はほぼ9割が国際的な資金援助に頼っているとして、各国に協力を呼び掛けた。
低所得であることと、健康に生きることが、こんなに大きく関わっていることがわかっている以上、拠出できる資金がある国は協力をしなければならないですね。
また、国だけでなく、寄付できる資金がある個人も、協力をしなければならないでしょう。
それほど、寄付できる力のない人は、こういう情報提供でもして、読む人の中から、より役に立つことをできる人がたくさん出てきてくださるように、せめて、気持ちだけは、表明しておくことにします。
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