休日が増えて、平日の負担が増えた?
2010年10月25日日経新聞の記事ですが。
1980年代から長時間労働が問題になっていることは知っていたつもりだったのですけども、その時点では、今で言うワークライフバランスの観点からではなく、貿易収支の不均衡是正を意図した内需拡大が主な狙いだったとは、知りませんでした。ふ~ん。
80年代には週休は土曜の半日と日曜全日だったのが、週休2日制にかわったことで、年間労働時間としてはほとんど変わっていないものの、1日当たりの労働時間が増えてしまい、そのためか、1日当たりの睡眠時間が減ってしまっているということのようです。むむむ。
たしかに、この人(=私)の周囲を観察してみても、土日を休みために平日ものすごく遅い時間帯まで働いている人も結構おられます。たぶん、平日の睡眠時間はとても短いのではないかと思うのです。おそらく、自宅に居るだろう時間だけを考えても、すごく少なそうですから。
黒田さんの「ワークライフバランスを議論する際には、休暇を増やし年単位で余暇を増加させることも重要だが、それ以上に日・週・月といったより短い単位でバランスをとることを意識する必要がある」というのに、賛成です。
この人は、すぐ疲れるので、週休2日のために平日遅くまで残業するくらいならば、平日の残業しなければできない分を土曜に普通に出てきて働くほうが、からだのためにもいいような気がするのです。
もちろん、平日に無理のない時間で帰れて、かつ、土曜日も丸丸休めるほうがいいわけですけども。
そんなことで、もともと元気で無理がきく方々には、あまり意識されることのない平日の長時間労働ですが、睡眠不足は、多くの人に、日中のぼんやりを招き集中力の低下をもたらすと思うんですが、どうなんでしょうか。
「自分の身を守る」、重要ですね。
それが基本ですね。
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