責任の取り方にご注意。
18日夜、東京電力の常務さんが、今回の原発事故のこと、福島県民の方々への謝罪を述べられたというニュースを聞きました。
まだ事態は安心できるものではありませんが、今後事態の収束とともに、いろいろと批判を受けることは必至かと思います。
しかし、この機会にと激しいバッシング、非建設的な攻撃にならないことを祈ります。
こういうとき、さまざまな方面から、さまざまな種類の「責任論」が出てくると思います。
当然と言えます。
しかし。
誰が何をすることが責任を果たすことなのかについて、十分に冷静に丁寧に討論されなければならないと思います。
決して。
どこかの組織に属している人が、個人的に責任をとる、というようなことをしないように。
そういう責任の取り方を、しないでください。
そういう責任の取り方を、周囲の人がさせないでください。
剣よりも強いペンを、剣のように、使わないでください。
ペンはペン。
剣として、不用意に使われてしまうこともあること、機能してしまうこともあること、ペンを生業とする方も、趣味であちこちに書いたりする人も、十分に認識する必要があります。
今回の件、誰かを悪者にして、事態をすぐに収束できるような、そういう単純な問題ではないと思うのです。
電気を使っている人、特に首都圏の人は、電気の恩恵を受けていること、それと今回の事故とのつながりを、よくよく想像して、自分のかかわりをよくよく考えて、それから、今後を考えることが望まれていると思います。
« ハナが出るので。 | トップページ | 地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579) »
「ニュース」カテゴリの記事
- 謹賀新年(2022.01.01)
- クロスバイクを所有することにしました。(2020.04.17)
- 国有地払下げ財務省疑惑の裁判が始まります。(2020.03.19)
- 避難したくなる避難所を(2019.10.14)
- 国際女性デー。(2019.03.08)
コメント