放射能汚染地図。
昨夜放送されていたNHKのETV特集です。
ここです。
この人(=私)は、テレビで観ましたが、事故直後からすぐに無くなる核種も記録しておくべく、研究者の方々が現地入りし、幹線道路沿いに放射能測定を行っておられる様子が紹介されていました。
この人が観ていてわかったことは、すでに言われていることではありますが、原発からの同心円状の距離で等距離には汚染され具合が広がっていないこと、谷など放射性物質が運ばれやすく溜まりやすい「ホットスポット」と呼ばれるエリアがあること、幹線道路沿いを走っているとすごく汚染度の高いところとそうでもないところがすごく近い距離で観察されることなどがわかりました。
この番組で重要だと思うのは、放射線量だけを報道されがちですが、核種も同時に分析できる機器を移動する車に積んで計測しているところです。
セシウムが明確に検出されておりました。半減期30年のャッです。
そういうことで、番組の中では、原発から遠くに避難したつもりで、谷の地形のために、むしろ、汚染度が高いところにおられる避難民の方々に計測値について正確に情報提供し、ここに居ないほうがよいと助言したところ、数日でそこからさらに移動なさったことなども紹介されており、単なる計測と記録だけではなく、実際影響を受ける方々への助言がきちんとされていることに好感を持ちました。
この番組、できれば再放送などあるとよいのですけれども、youtubeに紹介しているものは、早晩削除されてしまうかもしれませんので、早めにご覧になることをお薦めします。
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