浜岡原発なら、直下型なので、余計に危険。
「心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた」と題された動画を視聴しました。32分ほどです。
もともとのサイトで観る方が全画面がきちんと観れるかもしれません(ここ)。
ダイジェストとして、約12分+約5分にしたものも公開されています。
スピーカーの菊池さんは、元原発技術者だそうです。
しかし、GEの技術者として、福島第一原発や東海を作ってこられたそうです。
GEをやめて30年にもなるそうですが、GEのタイプの原子炉の欠陥を熟知していて、必死で原発事故をとめようと活動されているようです。
福島第一原発は、沖で起きた地震だったが、浜岡はもし起きれば直下型である。直下型で起きる地震に、構造が持つはずがないと力説されておりました。
圧力容器や格納容器の問題ではなくて、原子炉全体を乗せている基礎の部分の強度が弱いのだろうから、そこを気にしなければならないそうです。
もし、浜岡が地震でダメージを受けるなら、福島の比ではないと思うとのご見解です。
曰く、もし、浜岡で事故が起きれば、福島なんか線香花火くらいにしかならないと思う、とか。
机上の理論と、現場の実情では、一般的には、違うものです。
この菊池さんも同じようなことをおっしゃっています。
机上の安全性と、現場の作業員がどういう人かということを、説明してくださっています。
大変心打たれるような気持ちのこもったお話です。
動画のアップロードの日時(4月15日)から考えると、停止が決定される前のようです。でも、お話の内容を聞いていると、津波対策をしたとしても、直下型地震への対策にはならないと思われます。あ、これは、いったん停止してより大きな地震や津波が来ても耐えられるように工事をするという予定に対するこの人(=私)の感想ですが。
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