昨日鉄剤を処方されました。
この人(=私)の理解では、医者が鉄剤を出したがらないと思っていたのですが、医者の中では、この人が鉄剤を継続的に飲み続けるのを嫌がっていたので、「じゃあ、数値も随分あがって、貧血ではなくなったので、いったん、とめますか」という話になったというようなストーリーに展開していたように、思えたことでした。
そんなこと、なかったですが!
鉄剤を飲み続ける際の注意点は、鉄過剰症にならないようにすることらしいのですが。
どちらかと言えば、飲み続けていても、そんなことにはならないだろう安心なこの人のからだなので、この人は止めたくなかったのです。
ま。
より正確にわかりあうのが難しいことは、以前からわかっていることではあるものの、なんとなく、今回も、ディスコミュニケーションを自覚しつつ、処方してくれたからよしとする、としました。
処方箋薬局の方にも、なんとなく、心配されているこの人の状況ですが。
今日は、「貧血だとつらいでしょう。気持ちの面でも、だんだん無気力になったりするようですよ」と教えてもらいました。
たしかに。
思い当たる節がたくさんあります。
で、日々疲れないように、省エネモードで暮らしているこの人ですが、静かにしているだけで、やる気を疑われたりすることもあるようですので、貧血と言っても単なる肉体的な問題だけではなく、精神的な面でも大きく影響を及ぼしていることがわかりました。
と、同時に、無気力だったり、前向きにがんばるように周囲から観察されないような生活になっているとすれば、社会的にも大きな影響を及ぼしてしまうこともわかったのでした。
ということで、肉体的な病気でも、当然、その方が社会の中で暮らしている以上、周囲の人との関係も変わったり変えざるを得なくなったりすることもありましょうが、一般には、さほど深刻な病気とは言えないものにおいても、そういうことはあるのだと思った次第です。
「生活の質」(QOL)が下がる、と主張しても、なかなか医者には理解されないこともあるのですけれども、仕事への姿勢、人付き合いの頻度、活力のありようなどなどを考えてみても、大きく影響していると言えそうです。
そんなことで、貧血にありながら、なかなか気が付かない数回の経験を振り返ってみても、「どうして、こんなに疲れているんだろう??」とは思いつつも、突き詰めて考えるエネルギーがないものですから、「まぁ、今夜は、もう寝よう」と片づけてしまっていたことに、気が付き、これは、重大なことだと反省したのでした。
貧血、あなどれません。
皆様も、なんか、最近、やる気が出ないけど・・・とかいう場合には、暑さのせいにだけせずに、貧血も一度は疑ってみてください。
そんなことで、昨夜のヨルゴは、舌平目のなんとか、でした。
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