仕事のやり方を見直して、能率を向上させるために有用です。
総務省では、昨年11月から、「地方公共団体の職場における能率向上に関する研究会」というものを継続的に開催されていることを、今日知りました。
ここです。
ぜひ、ご覧になってみてください。
発足の趣旨は、以下のとおりです。
1 趣旨
地方行革の進展に伴い、地方公共団体の職員数は減少している一方、求められる住民サービスは多様化しています。職員が本来的業務ではなく、資料整理や問合せに忙殺されているケースも少なくありません。今後、行政の質を維持しつつ効率的に業務を行うために、本来的業務に集中できる環境づくりや、知識の共有化など、時代に即した業務能率の向上が求められています。
民間企業や先進地方公共団体では、ペーパーレス・フリーアドレス・コールセンター等の先進の取り組みが進んでいます。本研究会では、こうした公務の能率向上に関する取り組みについて取りまとめ、各団体が直ちに導入できるマニュアルとして提供することを目指し、発足しました。
研究会は、これまでのところ5回開かれているのですが、それぞれの回の配布資料がなかなかおもしろいです。これらもすべて公開されておりますので、ぜひご覧ください。
働き方について、いかに無駄をなくすかの検討や、実際に能率的な業務を実践している企業などの取組を紹介しておられ、参考になることが多いです。
すべてをくまなく見たわけではないのですが、これは、明確に書いてはなさそうですが、ワーク・ライフ・バランスについての研究会とも言えるのではないかと思います。第5回は、ワーク・ライフ・バランスで有名な小室淑恵さんがご報告されています。
「残業するのをやめよう!」とか「有給休暇を消化しよう!」みたいなかけ声だけでは、仕事がたくさんあって、休むに休めない、あるいは、休むとその前後が非常に大変になるので気が進まない、といったことが往々にしてありそうです。
しかし、業務見直しを進めることで、これまでしなくてもよかったことに膨大な時間をとられていたことに気が付き、それをしなくなることで、時間がねん出できた、ということにつながれば、残業しなくてもゆとりある仕事の仕方ができるので、余暇も満喫できる・・・という好循環を実現できるのではないでしょうか。
そんなことで、これが、地方行政の場においてだけではなく、様々な職場において、活用されることを祈るものです。
もちろん、この人(=私)も、自分の仕事を見直してみたいです。
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