今年、女子サッカーのご活躍ぶりは、世間の耳目を集めましたので、当然と言えば当然、また、喜ばしいニュースとして大賞に輝いたことはよかったと思います。
が、「絆」もランクインしていることに、やや違和感があります。
今年の世相を漢字一文字で表す習慣(?)も、師走の間にあるはずですが、こちらに「絆」が選ばれるのではないかと警戒しているさなかでした。
調べてみると、今年の発表は12月12日でした。あと、10日です。
清水寺での発表セレモニーは、何度かニュースで目にしましたが、主催者は日本漢字能力検定協会だとは知りませんでした。仏教者の企画されたイベントだとばっかり・・・。
それで、先月から募集していたんですね。これも、知りませんでした。
なんとなく、清水寺の格の高い僧侶の方々が相談の上、決定されているイメージを持っていたのです。
応募はまだ受付中ですので、よかったらぜひ。
12月5日必着だそうです。
「絆」が選ばれないよう、違う漢字を提案することも、大切かもしれません。
しかし、都知事選における「泡沫候補」のようにならないよう、ある程度のみなさんで心をひとつに、漢字の対抗馬も統一的に出さなければ意味がないかもしれません。
と言って、今年にふさわしい漢字は、なんなんでしょうね。
この人(=私)的には、流行語大賞には、「ただちに、影響はありません」が一押しでしたが、漢字となると、なかなか心が決まりません。
たとえば、「災」「震」などは、今年の災厄を表現しているように思いますが、しかし、あまりにもネガティブな文字です。
師走のイベントということで、来年の展望も込めて、少しは明るく希望の持てるものを選ぶとすれば、なにがいいんでしょうかね?
敢えて、「望」とか?
復興とか復活とかの「復」とか?「興」とか?これは、来年への希望漢字ですかね?
「核」などもありかなぁ。
しかし、今年の世相を総括すると、さほど明るいものにはなりませんねぇ。
避難の「避」とか困難の「難」もいいかなぁ。
来年は、「猫」とかがいいです。なんとなく、なごんで。
最近のコメント