日本再生のための政策 OECDの提言、ありました。
先日コメント欄(ここ)で教えていただきましたレポートについて、日本語によるレポートもありました。
ここを御覧ください。
「男女の格差の是正」と題した章では、最後の提言に、以下のようにあります。
OECDの主な提言
• 啓発キャンペーンやスクール・カウンセリングなどを通じて、教育や職業選択が将来のキャリアや所得に
与える影響について、若い女性の認識を高める。
• 給与体系や昇進制度を見直すことにより、長時間労働を促し、男性によるファミリー・フレンドリーな制度
(有給休暇や育児休暇の取得)の利用を抑制する職場文化を変える。このための施策には、年功よりも
成果を重視して給与を決めることをより重視する、部下が休暇をとった場合に管理職に特別手当を与え
るといったことなどを含むべきである。
• 子どもを持つ全家庭に質が高く負担可能な保育サービスを提供し、両親が育児休暇を平等にとれるよう
にする。
• 夫婦双方にとって、働くことがメリットをもたらすよう税制度を改革する。
• 公的・民間部門において、管理職に占める女性の比率に係る現実的で測定可能な目標を設定する。
ついでに、別のものですが、興味深い論文がありましたので、ご紹介します。
ここですが、これは、大沢真理さんが書かれているものです。
GENDER-EQUALITY AND THE REVITALIZATION OF
JAPAN’S SOCIETY AND ECONOMY UNDER
GLOBALIZATION
Osawa, Mari
2011
報告書のタイトルは、"WORLD DEVELOPMENT REPORT 2012"です。
ひとまず、備忘的に記録しておきます。
美貌的に、ではなく、備忘。
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