ステキな金縛り~金縛りにあっていたことをアリバイとして立証しようとするアイデアに脱帽~
喜劇を書かせたら日本の第一人者になってしまった三谷さんの作品です。
だから、まぁ、最初からきっとおもしろいだろうとは思っていたんですよ。
どうせ。
なので、どんなストーリーかもよくわからずに、レンタルしてみました。
例の、最近のお得意の、ダウンロードレンタルですね。
レンタルビデオの実店舗に行ったわけではないので、実際のケースなどがあるわけではなく、だから、その裏に書かれてある解説なんかも読まなかったわけです。
で。
もちろん、おもしろかったですよ。
どうせ、三谷作品ですから!
役者も、三谷作品では定番でキャスティングされる芸達者さん揃い。
どうせ、おもしろいです。
そして、ありきたりな表現で恐縮ですが、ハートウォーミング~。
着想のおもしろさを、着実な演技をする役者陣で固め、小ネタでくすっと笑わせ、スピード感のある展開で惹きこむ。
まぁ、どうせ、実力のある作品ですよ。
だから、機会がある方は、ぜひ御覧ください。
裏切られないと思います。
どうせ、すごいですから。
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また「えふ節」新表現ですね。「全然」という言葉が、否定的意味で使われるようになったのは近年のことで、昔は肯定的な意味にも使われており、最近の「全然素敵」などの表現は、表現上誤りとはいえないそうですね。「どうせ」も近年では、否定的というか諦めや投げやりな表現で使われることが多いと思いますが、語源的には「結果は変わらないので、どうでもせよ」という意味合いでしたので、「どうせ、おもしろいです」も、「(見なくても)面白いに決まっている」という新表現で使うのは、語源的には結構妥当かもしれませんね。ま、私のしろうと考えですが。
投稿: 山口一男 | 2012年7月 3日 (火) 22時39分
山口一男さん
コメントありがとうございます。
はい、新表現です。気がついていただいてありがとうございます。
用法についてですが、御解釈はとても参考になります。「どうせ」に、そんな原義があったとは知りませんでした。
三谷さんは、定評のある方で、これまでの作品もこの人はおもしろかったですし、今回の作品もおもしろかったのです。
なので、やや拗ね気味に、かつ、投げやりな感じでその素晴らしさを表現してみました。
気に入っていただけたのなら、幸いです。
投稿: えふ | 2012年7月 4日 (水) 22時56分