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2012年6月15日 (金)

天国からのエール、よかったです。

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 大概の場合は、映画を見たりレンタルする場合には、どういうストーリーなのかを読んだりしてから、観たりすると思うんです。

 この人(=私)の場合も、そうです。

 しかし、この映画は、そんなの何も知らずに、邦画だということだけで観てみました。

 そしたら、舞台は沖縄。

 阿部寛が、沖縄の言葉をしゃべっているぞ。

 阿部寛って、沖縄の言葉が上手だな。

 と思い、沖縄の話だと理解したのでした。

 だんだんに、阿部寛がもとからの沖縄人ぽく感じつつ、どんどんそのことを意識しないでも内容に惹きつけられました。

 阿部寛は、弁当屋のおじさんで、高校生たちは学校でバンドの練習をするんですけど、ベースやドラムがうるさいからと一切禁止になってしまいます。

 他の地域なら、カラオケボックスとか、貸しスタジオとか、防音設備のあるところを探せばよいのかもしれませんが、カラオケボックスも貸しスタジオもないような地域。

 阿部寛が、高校生に発奮するような言葉をかけると、「こんなところにしたのは、大人のせいじゃないか」という趣旨のことを言われるんです。

 そしたら、阿部寛が発奮するわけで。

 最初は、おじさんが一人で熱くなっているだけのように見えますが、その思いが高校生たちに伝わり、だんだんと広がりを持っていくという話です。

 もちろん、映画なので、最後までは説明しませんが、この人は、なかなかに感動しました。

 で、最後まで観ると、これが実話をもとにした話だということがわかるわけです。

 それも、よかったです。

 一人の本気が、多くの人たちを動かしていく。

 それも、大人がやや諦め気味の若者たちに夢を与えるような、こんな話が実話で、そのことがより感動を増したとでもいうんでしょうかね。

 まぁ、そんなことで。

 最近は、実店舗にレンタルに行かなくても、ダウンロードしてレンタルし、期日が過ぎれば自動的に見られなくなるという方式があることを知り、返しそびれて延滞金を払いがちなこの人としては、それもよかったことでした。

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