誰かいい人・・・なんか、いるか!
この人(=私)にも、珍しく最近ご立腹のことがありました。
それは、職場で一人欠員が出たので、しばらくの間、誰かを補てんしてほしいと思い、そういう話をしていたら、
「知り合いで、誰かいい人、いない?」
と言われたのです。
そこで、その方には何の恨みもありませんが、何か勘違いされているといけないと思って、次のように言いました。
「いい人なんか、いません」
「いても、紹介しません」
さらに、今のように年度の途中の中途半端な時期に募集するよりは、新年度4月に採用するほうが「いい人」が来るのではないかという幻想を抱いておられるようでしたので、そのために、現在の人員で年度末までなんとか乗り切ろうというありえない見通しを立てておられるようでしたので、
「そもそも、いい人なんか、来ませんよ」
と申しました。
ついでに、4月に採用したとしても、いい人なんか、来ませんよ。
来るわけないじゃん。
来ても、それが「いい人」なら、すぐ辞めますよ。
と思いましたが、大人なので、とりあえずは、心中で叫ぶだけに留めました。
そのうち、言いそうです。
「いい人」に釣り合うだけの職場なのかどうか、ちょっと考えてみればいい、と思います。
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えふさん
そうですね。「知り合いで、誰かいい人いないか」は、無意識のうちに縁故採用を優先し、おまけにこれは臨時(短期の有期採用)の職みたいですから、使い捨てでも文句を言わない人という含意まで感じます。それで「いい人」なんて、むしがよすぎますよね。いずれにせよきちんと条件を提示して公募すべきところだと思います。
投稿: 山口一男 | 2012年11月18日 (日) 02時27分
山口一男さん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。
大してよい条件ではないので、あまりいい人材を公募で求めることができないという予測があるのだと思います。
縁故採用はよくありませんが、この件に限定せずに、もっと条件のよい仕事の場合も、採用のしくみがあまりよくないために、求める人材と応募してくる人材のミスマッチが頻繁に起こっており、経験的にそれを予期しているのではないでしょうか。それを避け、溝を埋めるための改善策を出さない限りは、業務内容に合うことを目的とする採用にはつながらないのではないかと思います。
正規雇用に比較して、採用にかけるコストを節約しすぎるのかもしれません。
そういう点でも、正規と非正規の格差が大きすぎるように思います。
投稿: えふ | 2012年11月19日 (月) 00時30分