住処のエリアで、初雪が降りました。

　午前中に雨が降っている音は聞こえていました。

　でも、雪は音がしません。

　雨の音がしなくなって、しばらくしてから、窓の外を見ると、思い切り雪が積もっていました。

　低気圧が来るとだるくなるので、雨が降る前と降っているときは、なんとなく気だるい雰囲気になるのですが、雪はまた違った感慨もあります。

　それは、「ああ、冬になったな」という気持ちがすることです。

　東京の冬、特に平野部では、冬は晴天続きで乾燥はして、冷え込みはありますが、雪が降ることはほとんどありません。

　いえ、降りますが、日本海側のよく雪が降る地帯で育ったこの人（=私）からすると、雪が降らないと、なんとなく、本当に冬が来た気がしないのです。

　東京の平野部で雪が降っても、積もることまでは、さらに、あまりありません。

　が、３０年ほど前までは、普通に積雪していたと聞きました。

　なので、近年は・・・と、限定したほうがより正確かもしれませんが。

　そんなことで、久々の大雪です。

　あ、近年の東京にしては、ですね。

　今日は、こんなことにならなければ、近所に買い物に出かけるくらいのことはしようとしていたのですが、止めて、家に居ました。

　普通に雪が積もる地域では考えられないことですが、路面やアパートの階段などが、ザラザラになっていないところも多いです。

　つまり、積雪すると、思い切りツルリと滑ってしまい、危険なのです。

　特に、都心のおしゃれな地域などは、石畳などを敷いているために、ハイヒールなどを履かずとも思い切り滑ります。

　外付けになっている階段なども、滑ります。

　積雪時の運転に慣れていないドライバーの方や、スタッドレスを付けないで走行する大胆な車などもありますので、この人が気を付けていて自分は滑らなくても、相手方が滑ったりして轢かれたり、敷かれたり・・・。

　すぐ隣の自販機に水を買いに出ただけでも、床が滑って危険でした。

　本日が成人の日で祝日だったことが、かなり幸いでした。もし、平日で通勤する人が多いと、大変な混乱をしていたものと思われます。

　ただ、明日の朝は、気を付けて、早めに出かけないと、交通が混乱しているかもしれません。

　休みになればいいのに・・・と小学生のような気分ですが、そうもいきません。

　せっかくなので、冬の気分で、それを楽しみたいですね。