2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

Chabo!応援してます。


散歩の収穫。

  • こういう色もよいですね。
    散歩をしていて見つけた風景や動植物を記録しておくアルバム。不定期だけど、できるだけ更新を目指す。コメント歓迎。

田舎の風景

  • 東京に戻ります。
    2008年9月8日~11日までの、田舎での時間。

« 本日のオヤツ模様~スチューベンというブドウ~ | トップページ | 本日の発見~豆腐にゴマドレをかけるとゴマ豆腐っぽい~ »

2013年2月11日 (月)

遠距離恋愛がテーマなんですかね?

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
『図書館戦争』

 有川浩さんと言えば、図書館戦争シリーズが有名で、この人(=私)も、少なくとも1冊は読んだことがあります。
 おもしろかった記憶があるんですが、結構昔になってしまったので、はっきりとしたことがわからなくなっています。すいません。
 シリーズも、大人気らしく、図書館で借りようとして、待機人数が多すぎて、断念したような記憶もすでに朧・・・。

 で、しばらく、小説から遠ざかっていたのですが、最近、また、有川さんの名前を見て、読んでみたのが、以下の2冊です。

クジラの彼 (角川文庫)
『クジラの彼』
 これは、短編の集まり。最初が『クジラの彼』で、海自につとめ潜水艦乗りの自衛官の男性とつきあう陸に居る女性との話です。まぁ、大概の人は、陸に居るわけですけれども。
 なので、いったん、任務に出かけてしまうと、会えないのはもちろん、連絡すら満足にとれません。洋上勤務だと、携帯が通じたり、メールを授受できるようですが、潜水しているときは、電波なんか、届きませんしね。

 おまけに、いつからいつまで任務に出かけるのかも、教えられないという・・・。

 そんな環境を舞台に、数組のカップルの関係が描かれます。

 潜水艦勤務なだけではなく、陸自でも、転属先が多いために、数年ごとに転居するため、どうしても、遠距離になってしまうという・・・。

 若い人たちなので、結構、つらいだろうと思います。

 ラブ・ストーリーなだけではなく、舞台が自衛隊というあまり日頃知られることのない仕事に就いている方の環境についてなので、興味深く思いました。

 でも、実際の家族は大変なんでしょうねぇ。

 

商品の詳細
『植物図鑑』

 こちらも、ラブ・ストーリーでした。

 こっちも、ある種の障害がある恋愛なんですが、道端に生えていたり咲いている草花の知識や、それを料理して食べる方法についても、興味深く読めます。

 これを読んで、自分自身が、草を採りに行くかというと、行かないですけれども。

 しかし、この人の、子どもの頃は、わらびを取りにいったり、とってきたタラの芽を天ぷらにしたり、つくしを煮たり、ふきのとうを味噌に入れたりすることは、経験しているので、なんとなく、懐かしく思い出しました。

 フキなんか、実家の庭に生えるようになっちゃいましたので、春先にはふきのとうも庭に生えてくるという・・・。

 こっちも、突然音信普通になるという、かなり、つらい状況に直面するんですけどね。

 まぁ、なかなか耐えられる人は少ないんじゃないか、という気がしました。

ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ) [DVD]

『ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)』

 それで、今度は、特に遠距離恋愛がテーマではありません。

 結婚していて一緒に住んでいて、子どもが二人のワーキングマザーが主人公。ただし、やりがいのある仕事に、家での家事や子どもの世話など、常に、いろいろとやることだらけで、とても大変そうな様子が描かれています。

 夫との関係も、なんとなく、距離ができつつあるというか。

 物理的な距離は離れていないものの、心理的な距離はだんだん離れていきそうっていう意味では、ちょっと遠距離恋愛小説と共通していると言えるんでしょうか。

 無理やり関連させようと思えばできなくもないですね。

 この映画、つい最近できたものなので、何十年も前のことを描いたわけではないと思われます。しかし、仕事も子どもも家庭もということが、かなり難しいのは、あまり変わっていないようです。

 最終的には、仕事のやり方を見直して、家庭の問題にも立ち向かうしかないのでしょうが、結局は、仕事の能力を認めてもらわないと職場での家庭の事情を主張することができないような気がするので、職場でも価値ある人間になるように、努力するのみなのかなぁという気がします。

 競争相手が男性で、家庭での責任を果たす必要がない状態の人と勝負するのは、最初から不利なのだと思うのですが、それが、現代アメリカ社会での、ワーキングウーマンが置かれている現実なんだということでしょうか。

 見ていて気の毒になりましたが、個人的努力で乗り越えるには、あんまりなので、WLBの価値観がもっと広く共有されないといけないなと思った次第です。

« 本日のオヤツ模様~スチューベンというブドウ~ | トップページ | 本日の発見~豆腐にゴマドレをかけるとゴマ豆腐っぽい~ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

図書館」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

働き方・働かせ方。」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 本日のオヤツ模様~スチューベンというブドウ~ | トップページ | 本日の発見~豆腐にゴマドレをかけるとゴマ豆腐っぽい~ »