よくもなっていないが、悪くもなっていない。それとも?
昨日は、湿度も高く結構蒸し暑いというか、生ぬるい感じでしたが、今日は、寒かったです。
午前中に、先日の検査結果を聞くために、病院に出かけたのですが、ダウンを着ていたら、少し暑いかなぁと思いながら、暖房が非常によく効いた病院の中で1時間くらい過ごし、薬をもらいに外に出たら、出かけてきたときよりも寒くなった気がしました。
たぶん、風が強くて冷たかったので、そのせいかと思います。
桜は、風が強いためか、花弁が散り始めていました。
そうそう、この人(=私)のIPお庭は、大分桜が増えたでしょう?がんばっているんです。その桜も、本数が増えたからか、花弁の散り方が結構多いんですよ。風流です。
で、病院の話ですが、検査結果は、「よくもなっていないが、悪くもなっていない」でした。
この人としては、「よくなっていない」というところに重点があり、医者は、「悪くなっていない」ので、よかったと言っていました。
実際、4年前に検査したときと同じくらいの範囲でありました。で、症状としては、その頃よりは随分とよくはなってきているんですよ。
それにしても、あんまり患部としてはよくなっていないわけで、この人としては「あ~あ」という感想でした。
それで気が付いたんですが、どういう立場から眺めるかによって、同じことでも、評価が異なるのだと思います。
以前に、筋トレをしていたときにも、定期的に計測してみても、ちっとも骨格筋率が増えないことを、この人は「あ~あ」と思っていたわけです。「効果が出ないなぁ」という感じで。
それに対して、計測してくださっていた方は、「低くならないってことは、筋トレをしているお陰で現状が維持できているわけで、いいことですよ」とコメントしました。
まぁ、励ましてくれている、ということもあるでしょうが、何もしないと低下するという前提からすると、低下していないことをよく評価すべき、という価値観なんでした。
そのことと、今日の医者のコメントが似ている気がするのです。
医者としては、悪化しているんじゃないかという懸念があるわけで。
この人としては、悪化しているかどうかよりは、よくなっているかどうか、というところに感心があるわけで。
しばらく、なんだかなという気分ではありましたが、まぁ、悪くなっていないということを、よく評価すべきと思いなおしました。

食べたいものも食べているし、まぁ、そこそこ幸せに暮らしていると思うこととします。
そうは言いながら、今と同じ薬を処方してもらって、処方箋薬局に行って帰ってくることが、この人としては、予定していたことだったのですが。
医者は、最近、入手した情報をもとに、新しい治療法を試してみたいらしく、相変わらず、熱心です。
で、さらに、新しい薬を処方してくれました・・・。
処方箋薬局に行くと、その新しいのは、今、そこにはなく、近くの薬局にもなく、週末なので、すぐに対応できないということで、必要以上に気の毒がってもらいました。
が、ないものはしょうがないし、こっちも、そんなに無理してまで、平日の夜に取りに行く気力も、必要もないわけです。
なので、無理しなくても大丈夫ですから、と言って、来週にでも取りに行くことにしました。
薬剤師さんは、非常に心配してくださいましたが、要は、主治医がやってみたいだけなので、まぁ、その気持ちもわかるこの人としては、つきあってみているだけ、というか。
で、あんまり心配そうなので、この人も、「いやぁ、特に悪化したりしているわけではないんですが、主治医が熱心なので・・・」と説明すると、事情を察してくださったらしく、やや苦笑、やや安堵、さらに、ちょっとだけ同情、という感じでした。
来週は年度初めだし、通常とは異なる動きもあるかもしれないので、あまり、普段やりなれないことを新しく始めたりはしないほうがいいんですよ、奥さん。
そんなことで、ちょっと医者に行くだけでも、くたびれました。
あ、その熱心な医者は、こないだ検査が済んだばかりなのに、今度は別のところを検査したいらしく、私の予定を気にしておられました。
研究熱心さや探究心ということについては、理解があるつもりですが、相手が熱くなればなるほど、冷静になる法則からして、この人は冷静なのでした。
熱心な主治医、ちょっと困りますね。

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