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2013年4月17日 (水)

発見:法事は疲れる。

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 ここのところ、ご無沙汰でした。

 この人(=私)は、法事に出席するために出かけたりして、とっても疲れておりました。

 理由は、法事というよりは、最近までにたまった疲れと思われます。

 法事は、出席するだけなら、大したことはないのですが、事前準備がとても大変です。家に住職さんが来てお経をあげてくださるので、列席者も集まります。そのため、部屋に人が集まれるように片付けておく必要もあります。

 また、仏壇から該当の仏様方に出てきていただき、祭壇を作る必要もあります。

 さらに、関係先への連絡やすべてが終わった後に直会(なおらい)というか、会食で〆るために、その手配などもあります。

 まず、家に集まり、お茶とお菓子を出して、住職さんの登場を待つ。住職さんが到着されて、お茶を飲んで準備が整うと、お経をあげる態勢に。

 お経はありがたいことに1時間ほどかかります。

 それが済むと、お墓に一緒に参り、線香をあげたりお水をあげたり。

 それが済むと、今度はお寺に一同で参ります。遠い場合は、車を手配します。

 お寺を拝むと、そこでは、お茶とお菓子が出てくるので、余力がある人は召し上がることが期待されています。

 その後、直会の会場に直行。

 そこでは、席が指定されており、決まったところに着席。

 その後、しばらくご歓談しながら、お酌をしたりしつつ、料理が運ばれて最後まで出てくるのを、がんばって召し上がります。

 今回は、いつが最後なのかよくわからないままに、がんばってしまったため、最後は食べきれませんでした。

 こういうものは、持ち帰る容器をもらえる場合と、持ち帰ることを断られる場合とがありますが、今回は持ち帰ることができました。

 それを知っていたら、持ち帰ることができないものを中心に召し上がることができたのに、と思いました。

 終盤になると、詰める時間がやってきて、それが済むと、再度、家に戻り、お茶を出します。

 それらが済む頃になると、みなさんが、徐々に帰りたい旨希望を述べられます。

 斯様に、招待する側も、招かれる側も、両方にとって過酷な時間が終わると、疲れがどっと出てくるという具合に、法事は、生きていくのもなかなか大変だと思わせる厳粛なセレモニーです。

 こういった儀式を続けていくことのできる人だけが、生き残っていくのかもしれないと思いました。

 この人は、疲れがどっと出て、もうだめかと思いましたが、さすがに持ち直しました。

 死ぬのも生きるのも、いろいろと疲れるものですね。

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