ガメ煮=筑前煮。
ここ数年、仕事などで出張して泊まるホテルの朝食サービスに、地元料理を提供するところが結構あるような気がします。
というのも、この人(=私)が宿泊するところは、かなりやっているからです。
ここも、どこかからの要望を受けて、最近始めたということをエレベータ内の掲示で案内されておりました。
ただ、郷土料理のエリアが広いです。
ガメ煮=筑前煮=福岡県、辛子蓮根=熊本県ですし。
プレートは、順番に入れていったら、手前の2区切りが余ってしまいました。
辛子蓮根の横にあるのは、天ぷらと呼ばれたりしている、魚肉を固めたかまぼこを揚げたものですが、辛子明太子が入っている博多っぽい食べ物でした。
その手前の春巻きっぽいものは、なんだかよくわかりませんでした。春巻の皮に相当するものが、食パンぽい感じで、薄めの食パンで巻いて揚げたんだと思われます。何を巻いているのかがわかりませんでした。
丸い皿は、手前がサラダで、左奥が蒸し野菜ですが、その横のコロっとしているものは、フライでした。中身は、芋っぽいものだったと思います。小さい丸いコロッケみたいな?でも、芋がジャガイモではなかったです、たぶん。
ビジネスホテルの朝食のブッフェで、こんなに行列をするもんだとは思いませんでした。客席自体は多いんですが、もともと居酒屋なんです。
だから、間取りの問題かと思います。つまり、ブッフェの料理を置く場所が狭いので、一列になってゆっくり取りながら一方向に進むしかないのです。そうすると、どうしても、時間を要してしまうので、待ち時間が発生。そして、行列するということですね。
で、コーヒーくらいは飲みたかったので、再度、そこに行ってとってきました。
気になっていた茶色いゼリー状のものも、正体を確かめる必要がありますので、召し上がりました。
結果ですが、コーヒーゼリーでした。それも、お店で作っているのか、無糖で、ちょっと苦いので、液体のコーヒーのために持ってきた砂糖とミルクを少しかけて召し上がりました。
この朝、おもしろい話を聞きました。69歳の男性なのですが、現在は別のところに住んでいるけれども、ここの出身で、同窓会に来ておられるということだったのです。
最初は、この1年ほどですごく体重を落としたという話をされていたのです。内臓脂肪が6%で、体脂肪が12%だとか。体重も72キロから、何キロかになったそうです。それで、3泊4日の人間ドックに入ったら、どこも悪いところがなく、からだ年齢は30代、現在は、朝、毎日45分走っているそうです。食事の量も、以前と比べると、4割に減ったとか。
痩せてから、若い頃よりも女性にももてるようになったそうですが、経験豊富な分、話もおもしろいからと自分でおっしゃっていて、さすがだ・・・と思った次第です。
その後、仕事は昨年度で引退したが、アメリカでも仕事をしていたことがあるのでアメリカの年金も併せて、年金だけで50万弱の月収があることや、ひ孫がいることなども判明しました。
「じゃあ、奥さんは・・・」と聞き手が言いかけると、「元妻がいますけど」という話になり、「元妻には5億をあげて、自由にさせていたら・・・、失敗しましたわ~」という話。なのに、45坪の一戸建てをキャッシュで買って、今は元妻と同居されているそうです。
孫は大学生のときに、子どもを持ったので、家を買ってやり、子どもに孫の家族のためにということで1億を預けてあるそうです。「結婚は早くしたほうがいい」とか、「若いうちに苦労したほうがいいというのは違うと思う」とか、すごく信条がはっきりした方で、おもしろいなと思いました。
で、なんで、この人が、こんな話を詳細に知っているかと言うと、ブッフェに並んでいるときに、前におられて、その前に居る人と、この話をしていたんです。待ち時間も15分くらいありましたので、この語りもなかなか中身が充実してるでしょ?
その後、それぞれブッフェにありついて、席に座ったら、隣の席に居た人に向かって、その隣から同じ話を一からなさっていたわけです。
なので、1回目に聞き取れなかったところが聞けて、フルヴァージョンで2回聞いたので、この人の記憶にもしっかりとインプットされたというわけです。
しかし。
前後の状況から判断して、この人の聞き手となった2人の男性は、二人とも初対面の人なんです。そこに、ほとんど全部自慢みたいな話をしながら、あんまり嫌味な雰囲気でもないこの人の素性というか、キャラというかが、おもしろいなと思いました。
1人目の男性は、細身で、内臓脂肪が、体重がという話についても、さほど、気にしないで聞けたと思うんですが、2人目の男性は、明らかにお腹周りが立派な方だったので、おそらく、内臓脂肪なんかの話も、こういう時代ですので、気にしておられるんじゃないかと思うんですけど、69歳の男性はほとんど気にせずに、といって、その人に対して説教するとかそういう意図も全く感じさせず、単に、自分のことを語りたいだけのような感じでした。でも、この人から見て、2人目の人は、たぶん、自分の状況(内臓脂肪、収入、その他)と比べて、あんまりいい気がする話ではなかったのではないか、と、要らないところに気を遣うこの人でした。2回目は特に、話し手がこっちを向いて話しているわけですし、静かなので、はっきり聞こえていましたが、食べることに集中しているふりをして、無関心を装っておりました。
ほんとは、メモをとりたかったです。
そんなことで、これが本当の話なら、どうやって儲けたのかが、詳細に知りたいところです。
今回の出張で、もっとも思わぬ出来事に、認定されました、この人によって。
いろいろありましたが、そもそもの目的は無事に達成されましたので、よかったです。
それで、帰りには、これですよ。
なんだかわからんが、不思議なおにぎりを入手。中にも外にも、具があるというコンセプトでした。
ただ、手作りはいいですが、食べた時点で冷たかったので、温めたほうがいいです。
博多でおいしいせんべい「めんべい」シリーズは2種類を知っていましたが、3種類目を発見しましたので、自分で食べる用に買いました。
そんなこんなで、交通機関が遅れ気味で、気を揉んだ小旅行は、最後まで出発遅延をしつつの展開でしたが、毎日職場の席に居るだけよりは、気分転換にもなるし、よかったです。
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