どこまで諦めないか、それが問題というか。~奇跡のリンゴ~
原作は読んでおりませんが、映画を御覧になりました。
なんというか、前半はどうしようもない展開が続きます。
この映画のテーマを、この人(=私)は、タイトルに書いたように、「どこまで諦めないか、それが問題だ」ということを考えるのにとてもよい材料だと思いました。
最終的には、タイトルのように、苦労の末に成功するわけですけれども・・・。
しかし、誰にでもできることではありませんし、誰もがこんなことをすべきでもないと思いました。
成功したから、美談ですみますけれど、ね。
もちろん、感動的なお話です。
しかし、誰にでもできることではありませんし、誰もがこんなことをすべきでもないと思いました。
成功したから、美談ですみますけれど、ね。
もちろん、感動的なお話です。
そして、この人が学んだことは、やり方や姿勢に硬直性があることや、閉鎖的な気持ちでやっていると、孤立してしまい、周囲からも理解されず、でも、その理解されないことを誰かのせいにするというような、負のスパイラルに陥ってしまうのではないかということです。
周囲から理解されないことで、本当は正しいことも、当然あるでしょうが。
周囲から理解されないことで、本当は正しいことも、当然あるでしょうが。
意地や硬直性から解放される出来事があり、そこから、生のスパイラルへと進んでいきます。
周囲もだんだんと協力モードに。
必死で大変で笑顔を忘れてしまう、笑うことを忘れて厳しい表情で暮らしてしまうっていうことは、誰でもあると思いますが、笑う余裕を失ってしまうと、よろしくないんだなと思いました。
どんなことになっても、なんとかなるさの気持ちで笑いを忘れないようにしたいもんです。
周囲もだんだんと協力モードに。
必死で大変で笑顔を忘れてしまう、笑うことを忘れて厳しい表情で暮らしてしまうっていうことは、誰でもあると思いますが、笑う余裕を失ってしまうと、よろしくないんだなと思いました。
どんなことになっても、なんとかなるさの気持ちで笑いを忘れないようにしたいもんです。
「草原の椅子」は、宮本輝原作の作品ですが、原作は読んでいません。
映画は、役者揃いの考え深い点もたくさんあったのですが。
4歳の子どもが、様々な事情があって、佐藤浩市のところにやってくるんですけれど、その事情があり得ない展開なのが、気になるといえば気になります。
でも、子どもを虐待したり捨てたりする実親は実在するわけで・・・。
そこから、佐藤浩市が世話をするに至る展開があるんですけど。
それとは別に、西村雅彦演じるカメラ店の経営者との突然に発生する友情関係もおもしろいです。
この映画では、「自分で問題をややこしくしている」という趣旨のセリフが心に残りました。
思い詰めてしまうと、自分が見ている見方や世界がすべてと思ってしまいがちです。
そうなると、やはり、周囲から孤立したりするんでしょうか。
続けて鑑賞した2つの映画は、別々のものですが、でも、同じようなメッセージを、この人は受け取ったのです。
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