葉っぱビジネス~人生、いろどり~
実話で、過去の何度もニュースなどで取り上げられていましたので、以前から知ってました。
また、映画化されたことも知っていましたが、最近まで観る機会がありませんでした。
徳島県の山間の町、上勝町。
そこで、葉っぱを売ることを思いつく高齢女性たちと農協の若い男性職員。
もともとは、みかん農家だったのに、みかんが売れなくなり・・・そして、新しい農産物の試行錯誤。
かなり高齢の方々の物語なので、もう働かなくてもいいのでは、という見方もありましょうが、働くってお金だけれはないんですよね。
もちろん、葉っぱが結構な値段で売れ始めると、お金が持つ意味も変わってくるんですけどね。
お金になるとわかれば、町を出て行った若い人たちも戻ってきて、葉っぱビジネスに参入しようとします。
葉っぱは、一例かもしれませんが、過疎になりがち、働く場所がないから都会に出ざるを得ない働く世代の人たちにとって、自分が生まれ育った町で、生活できる産業が育つことは、とても重要なことですよね。
最初はバカにしていたおばあさんたちの夫のおじいさんたちも、だんだんと見方を変えていきます。
高齢者の物語にとどまらず、農協の人たちの協力と、注文方法のIT化など、いろいろと興味深い要素のつまったお話でした。
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