東洋経済:なぜ「すごすぎる母」ばかり、記事になるのか
たまたま今日アップされたようですが、東洋経済のウェブ版です。
その名も、なぜ「すごすぎる母」ばかり、記事になるのか、です(ここ)。
そう、ここでは、「すごすぎる母」ばかり、働く女性たちのロールモデルとして連載されていたのでした。
しかし、この人(=私)は、今回の記事のタイトルどおりの疑問を持っていたのでした。
ですので、今回の記事は、非常によい着眼ですし、連載をされている編集部の方々も、同様の感覚を持ちつつの連載だったとわかり、ほっといたしました。
というのはですねぇ、「ロールモデル」って、ある程度がんばれば、真似できる人のことじゃないですか、と思っていたんです。
「ある程度」がポイントです。
「死ぬほど」がんばるとか、「あり得ないほど」がんばれば実現できることを示してもらっても、むしろ、最初から、「こんなことは、私にはとてもできない」とか「こんなことまでしないと、子どもを持って働き続けることができないのか」という感想を抱かせることになりがちだと懸念していたのでした。
そして、「すごすぎる」事例を掘り出すのは、「ある程度」がんばれば真似できる事例を掘り出すよりも、たぶん、簡単なんじゃないか、と好事例収集をしていた経験から、判断していました。
今回のこの記事では、企業の広報部などに紹介の依頼をされてのものだと知り、「さもありなん」と思ったのですが、その後の、企業としての働く母への期待に対する考察には、なるほど、と思わされました。
はい、すぐれた考察だと思いますし、こういう観点が共有されつつ、今後も連載が続けられるのであれば、引き続lき、注視させてもらいたいです。
そういうことで、編集部の方々、今後とも、連載を楽しみにしておりますので、がんばってください。
また、今回の記事で示された問題意識を、より掘り下げるような記事が読めることも、大いに期待しております。
ということで、この記事、一読されることをお薦めいたします。
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