因果関係が逆なのでは?と思うとき。
昼寝をすることが死亡率を上げることになると言えるのだとすれば、もともと体調の悪い人が昼寝をする傾向があったことを否定できる根拠が必要な気がするんですが。
こういう情報って、因果の向きをちゃんと検討しているのかどうかがわからなくて、あんまり信じられないこの人(=私)です。
昼寝習慣は寿命を縮めるって…仕事中に眠くなったときどうする?
びれんじゃー 2014年1月19日(日)19時0分配信 美レンジャー
ランチの後に襲いかかる眠気……。 こんなときぐっすり昼寝ができたらいいのに、と思った経験ありませんか? でも、昼間ぐっすり眠ってしまうと、かえってだるくなって集中力が出なかったり、夜眠れないということも。
スペインではシエスタの習慣があるほど、一般的に「昼寝はしたほうがいい」という風潮がありますが、実はその眠り方によっては、身体や脳に悪影響を及ぼしてしまうという調査結果が出ました。
■アルツハイマーのリスクが高まる!?
パラマウントベッド睡眠研究所によると、昼寝習慣とアルツハイマー型認知症の発症リスクの関連を示すデータがあります。
アルツハイマーになりやすいという特異的な遺伝子APOE遺伝子は、この調査によると60分以下の昼寝習慣は発症リスクを下げ、60分より長い昼寝習慣はAPOE遺伝子型の人では、発症リスクを4倍以上に上昇させることが分かりました。
逆に、APOE遺伝子型でも30分以下の昼寝習慣であれば、発症リスクが10分の1以下に下がるという結果も出ています。さらにもうひとつの驚くべき調査データは、70歳455名を対象にした12年間の追跡調査です。
「毎日昼寝しますか?」という質問に対し、昼寝をしていると答えたグループと、していないと答えたグループを分け、その生存率を調べたところ、驚くことに昼寝習慣があると死亡率が高くなるという結果になったのです。むやみやたらに昼寝をすることは、健康を害することにつながる、ということを示しています。
■昼寝は短め・浅めがポイント
ではどんなお昼寝をすればよいのでしょう。
基本的には、夜の睡眠を充実させることです。昼寝習慣がある人ほど死亡率が高まる要因には、夜の睡眠が十分でないことが、実は大きく影響していると考えられます。ただ毎晩、約7時間の睡眠時間をとることが難しい時には、昼寝を次善の策として活用しましょう。
大学生24名を対象にした前夜の睡眠時間を5時間に制限した調査では、昼寝なし、昼寝5分、10分、20分、30分の条件のもと、それぞれの反応時間や正答率の変化を測定しました。
もっともパフォーマンスが良かったのは、昼寝が深い眠りに入る前の15分程度で切り上げたグループ。20分以上眠ってしまうと、昼寝をしないのと同様に昼寝直後のパフォーマンスがいずれも低下してしまいました。
昼寝が長びくと、深いステージの睡眠が表れるため、起きた後もその睡眠慣性が働くよう。そのため、脳や体は寝ぼけた状態が続き、作業の効率などが落ちてしまうのです。
寝不足や疲労感のある時は眠気を我慢せず、15分程度浅く眠るのがポイントですね。横になるとなかなか起きられないので、タクシーや地下鉄の移動中に短く“お昼寝”するのが良いかもしれません。
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